思ったことなど置いてみる

写真とか料理とかバイクとか

「いいね」

「いいね」等の評価がもらえないと写真を撮るのがつまらない
という方を見かけます。

さて、、

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料理ですか?好きですよ。
やはり自分が食べたいものを作るのは楽しいですね。
時々「今日こんなの作ったんだよ」って写真とか人に見せたりもしますよ。

あと、誰かに食べさせることもあります。
もちろんそういう時は相手の好みを聞いて美味しいと言ってもらえるような料理を作るようにしています。

でも世間の皆さんに褒めてもらおうとかは考えたこともありません。

店を出してお金を稼ごうとするなら評判の良い料理を作るべきだと思いますが、家族や友人が食べる料理はその相手が喜んでくれればいいし、自分が食べたい料理をどこかの誰かの好みに合わせるなんて変な話だと思うので。

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写真ですか?好きですよ。
やはり自分が撮りたいものを撮るのは楽しいですね。
時々「今日こんなの撮ったんだよ」って人に見せたりもしますよ。

あと、誰かを撮ってあげることもあります。
もちろんそういう時は相手の好みを聞いて嬉しいと言ってもらえるような写真を撮るようにしています。

でも世間の皆さんに褒めてもらおうとかは考えたこともありません。

プロとしてお金を稼ごうとするなら評判の良い写真を撮るべきだと思いますが、家族や友人を撮る写真はその相手が喜んでくれればいいし、自分が撮りたい写真をどこかの誰かの好みに合わせるなんて変な話だと思うので。

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さ、今日の晩飯は何にしよっかね。



もっとITを理解すべき?

時々「経営者はもっとITを理解すべき」的な記事を見かけます。
間違ってはいませんが、これだと言葉が足りません。

「ITを理解する」というのは単純な文章ですが、
解釈は複数あります。
例)
1.IT技術についての知見/知識を広げること
2.IT製品の使い方を覚えること
そして
3.ITを道具として認識し、その道具の使い方を理解すること

一般的には1や2という解釈が多いように感じます。
場合によっては「ITに強い=プログラムが組めること」という解釈もあるようです。

しかし、本当に必要なのは
技術的な専門用語や個々の製品の使い方などは二の次です。

ITは事務机や椅子と同じ「事務機」です。
IBMというコンピュータ企業の名前を知っている方は多いと思いますが、このIBMという名前は
International Business Machine=国際事務機
の略。

「ITは事務機/ただの道具」という認識に立てるかどうか。
ここが最も重要です。

例えば事務所のレイアウトを改善する時、
最初に机を選びますか?
違いますよね。
・そもそも何のためにレイアウトを変えるのか?
・必要な導線(通路等)をどうするか?
・必要な収納はどれほどの量か?
・必要な机/椅子の数はいくつか?
・将来に備えてどの程度の余裕を見るか?

そういう事を整理するのが先ですよね。
「どんな机を選ぶか」は最後のはずです。
事務机の作り方や、細かな構造や、専門的な部品名称なんか考えないでしょ?

ところが、これがITの話になると
「これが最新式の机です」
「これからの机はこうあるべきです」
「この机を使うと素晴らしいレイアウトになります」
という話になりがちです。

ITはどこまで行っても事務機/道具ですから。
・そもそも何が目的なのか
・何が得意な道具なのか
・何が不得意な道具なのか
・道具を「誰が、何のために、どのように使うか」
という考え方が必要で、これは机の選び方と基本的には同じです。

ところが自称「ITに詳しい」方々の多くは、
「これが最新式のITです」
「これからのITはこうあるべきです」
「このITを使うと素晴らしい業務改革になります」
と言い出して、専門用語を振り回します。

わかりますか?
「まずITありき」な考え方は間違いです。
ITは道具=手段であって、目的ではあり得ません。
ITは万能の神ではないので
 -出来ないこと
 -不得意なこと
 -向いてないこと
 があります。
そして何よりも
「道具に任せてはいけないこと」は、非効率でも面倒でも人間がやりましょう。

それらを理解した上で、ITそのものに関する知識や理解を深めましょう。
「それはどんな道具なのか?」を理解することは大事ですから。
大事ではありますが、あくまでも一番ではなく二番目以降です。

程度の低いIT系セールスやITオタク的な専門家が沢山います。
彼らの特徴は3点。
・専門用語(カタカタ&アルファベット系)がやたらと多い
IT技術に詳しくない人を馬鹿にする
・こちらの話を聞かない(話が通じない)

こういう人たちの言うことに惑わされないようにしましょうね。
 
 

これこそが本当の写真、、、?

比較的お歳を召されたカメラマンさんに多いようなのだけど、
1960年代かそれ以前に撮られたモノクロ写真を指して
これこそが本当の写真なんだよ」
的に言われる方が散見される。

そもそも「本当」が何なのかも謎なのだけど、写真であれ歌であれ何であれ「表現」と呼ばれるジャンルに於いて「本当の◯◯だ」「これこそ◯◯だ」のようなものは存在しない。

1960~70年代は、高度成長経済が成熟し学生運動が盛んだった。
写真の世界を見れば、カラー写真が一般に普及したのが1970年代。
それ以前、1960年代まではそもそもモノクロ写真しかなかった。

経済成長、
海外文化の流入
TVラジオの普及に伴うマスコミの拡大等々
生活環境と価値観の大きな変化の中で、もがくように撮られたモノクロ写真たちには確かに凄いエネルギーがあると思う。
時代背景を反映するかのようなハイコントラストなモノクロ写真が多いのも頷ける。

リアルタイムでその時代に生きた人たちにとっては「自らの体験を重ねることが出来る」という意味でそれらのハイコントラストな写真たちは「本物」かもしれないが、それはその人達の都合。

2024年には2024年のリアルがあって、
それは1960年代とは違っていて、
でもだからといって2024年が「本物ではない」というわけではないでしょう。

写真の主体がモノクロからカラーになって写真はカラフルな色彩を手に入れたけれど、現像や印画紙へのプリント工程は複雑化し、手作業から自動化へと移行。
撮った後は「写真屋さん」に出して出来上がってくるのを「待つ」しかなくなった。

出来上がりに不満があっても、細かな注文は出せなかった。
そして自力で(≒自宅で)カラーの現像から引き伸ばしまでを行うのは現実的ではなかった。
※カラー写真のフィルム現像から引き伸ばしプリントまでの環境を揃えることを「一般家庭でも手軽に出来ること」と考える人は皆無でしょう。

そして「自動◯◯」が普及。
自動露出に始まってオートフォーカス等もあっという間にカメラ界を席巻。
レンズも単焦点からズームへと主役が交代。
露出を考えなくても
ピントを合わせなくても
寄ったり引いたりして立ち位置を変えなくても
その場に立ったまま
ズームリングを回して
シャッターを押しさえすれば
綺麗な写真が撮れるようになった。

逆に言えば
「その場に立ったままシャッターを押す」
それ以外の知識や理解や技能を失った。


冒頭で書いた「こういうのが本当の写真なんだよ」としたり顔で語る年配の写真家さん達よ。
こういう流れの中で何か抵抗しましたか?
むしろ「凄い凄い」と礼賛しながら新しい技術を褒め称えてきたじゃないですか。
その結果、
「デジタル写真なんて誰でも簡単に撮れるから」
とか言っちゃう人まで出てくる始末。

でも、そう言いながら
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問)
写真の色温度を上げると写真の色味は

 1.オレンジ(アンバー)に寄っていく
 2.ブルーに寄っていく
どちらでしょう?
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などという基礎的な問いに
「1のオレンジに決まってるやろ」
自信満々に答える人が8割も居たりするわけです。
※私自身のX(旧ツイッター)での実績
※言うまでもなく正解は2です

「デジタル写真なんて誰でも簡単に撮れるから」?

要は「カラー」を自らの手で扱ってこなかったツケです。
そしてデジタルカメラは間違いなくコンピューターですし、いわゆるRAW現像/レタッチアプリなどもITの基礎スキルがないと十分には扱えない。

カラーも分からない
コンピューターも分からない
で、
「写真というのはフィルムでモノクロで撮ってこそ」、、、?

今は2024年で
1960年代とは違うストレスや問題が沢山あって
1960年代とは違うスキルが必要になっていて
2024年なりの叫びがあるわけです。

2024年の若者の表現が1960年代と違うのは当たり前ですし、
1960年代の表現が2024年の世界に無いのも当たり前。

どちらも本物です。
時代背景によって質が変わっただけの話。

俺たちの時代こそが本物だった

そんな「現在を見下すような価値観」

捨てませんか?

 

家族旅行に行ってきました 4 of 4  京都の2(ラスト)

さ、、ぁ、今日、、は、建仁寺、、に、行こ、、うね。
伏見稲荷で足腰やられて、まともに起きることさえ出来ないらしい。

がんばって動いて
はい、着いた建仁寺

ここは国宝「風神雷神図屏風」を所蔵するお寺。
※館内は基本的に撮影自由(人の写真はダメ等の条件あり)

展示されているのレプリカで、本物は京都国立博物館に寄託されているそうです。
だが自分には区別などつかないよ。

しかし来館した(わたくしの)目的は、こちらの
法堂天井画「双龍図」
人が多く、撮影ポジションにも制限がありましたが、何とか撮れた感じです。
2002年、建仁寺創建800年の際に奉納された現代の作品ですが、凄いものは凄い。

写真は35mm換算18mmの魚眼レンズで撮ったもの。
それくらいの画角がないと隅までしっかり写しきれない大きさ(百八畳相当)は、やはり実物を見て見るものですね。

こちらは正面から35mm換算24mm画角での写真

側面から35mm換算48mm画角。


他にも、有名な書「まるさんかくしかく」。

「◯△▢乃庭(丸三角四角の庭)」

これも現代の作品「船出」

とても多彩で、広い縁側でゴロッと横になりたい気持ちを
読まれたかのような注意書きも。


建仁寺を後にして、近くの八坂神社にも少しだけ寄らせてもらい、、、

 

はい、そして最後に目指すは
錦小路にある「WOODSTOCK NEST Sweets&Goodies」

錦小路のアーケード。
この狭さがとてもいいけれど、今日はちょっと混みすぎかも。

到着!

お向かいの抹茶スイーツ館 茶和々 錦店で一休みです。

娘よりも親の方がスイーツでかい件。

ということで、今回の旅行はここまで。
「凄い所」は沢山あるので周り始めたらキリがないのでしょうが、こういうちょっとした小道の景色を見つけることも同じくらい楽しいものですね。


長々とご覧いただきありがとうございました。



撮影機材
OLYMPUS E-M1markII
・M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
・Body cap lens BCL0980 9mm F8.0
RICOH GRIIIx
Lightroom classic



家族旅行に行ってきました 3 of 4  京都の1

光都市、京都。
修学旅行に始まり、何度か足を運んでいるのは私も奥さんも娘も各々が同じ。
つまり行きたい場所がバラバラ。

 奥さん:伏見稲荷さんの千本鳥居に行きたい。
     あと錦小路にある
    「WOODSTOCK NEST Sweets&Goodies」!

 私:いつも寄る鴨川河川敷と晴明神社さん。
   あと建仁寺に行きたいかな。
   あ、八坂神社も寄りたいかも(多)

 娘:任せます(達観)
という状況だったので、はい鴨川河川敷であります。

うーん、何度来てもこの感じが好き。

そしていつ来てもいるサギさん(&上空にトンビさん)

どうして名古屋に鴨川がないのか。

次っ、晴明神社
、、、は、何度も来てる&人も多かったのでろくに撮ってない。

おみくじがカラフルなのがいいねぇ。
※陰陽五行→木=青(緑)、火=赤、土=黄、金=白、水=黒(紫)らしいです


次っ、伏見稲荷さん!
当たり前にすごい人出。
連休だし中国が正月だしで、まぁ仕方ないですよね。


大きな鳥居を抜けて、本殿にお参りして、千本鳥居に向かいます。

ここから始まる千本鳥居

鳥居、、

鳥居鳥居、、、
あれ、さっきここは通ったような(迷)

そこにも鳥居

こちらにも鳥居

果てしなく続く鳥居。
そして、とってもタフでした(疲)


ここまでで日が暮れてしまったので、建仁寺さんは翌日へ。
暮れる鴨川も綺麗だねぇ。


思ったのですが、観光地を歩いていると聞こえてくる言葉が外国語ばかり。
和服を着ているのも外国の方ばかり。
素晴らしいものが溢れているので世界から人々が訪れるのは当然なのですが、何というか「何か違うよな」とも感じました。
ちょっと言語化が難しいのですけど、「静かな日本を返して」的な気持ちがずっと纏わりついてるような感じ(語彙)を持ちつつ、明日は建仁寺に行きまっす。



撮影機材
OLYMPUS E-M1markII
・M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
RICOH GRIIIx
Lightroom classic


家族旅行に行ってきました 2 of 4  近江八幡の2

はい、近江八幡その2です。
今回は夜の八幡堀から進めていきます。

では早速。
日牟禮八幡宮の鳥居を過ぎたところにある「白雲橋」から見た八幡堀。
実際にはもう少し暗め(でも綺麗)なのですが、そこは写真。
小型の三脚にカメラを固定して、明るめに撮っております。

白雲橋の赤い欄干を見ながら川辺に下りてみます。

ちょっと、これいい感じですやんね。

実はけっこう寒いので、奥さんと娘は宿から出てきませんでした。
来ればよかったのになぁ(寒いけど)。
誰もいない川っぺりに一人座って、
小型三脚にカメラを据えて撮っておりました。


狙っていた夜景に満足しつつ宿に戻ったのですが、泊ったお宿は
一棟貸し切り(ただし食事は無しだ好きにしろ)タイプ
でありまして、これがなかなかよかったです。
お世話になったのはこちら。

屋根続きのお隣はケーキ屋さん。
美味しゅうございました。

玄関を入るとこんな感じ。
正面が台所、右手に入ると居室になります。

で、その玄関で振り向くとこんな感じ。
以前、上の娘と行った京都の町家を改造した宿と基本的には同じような構造です。

二階に上がる昔ながらの急な階段。
油断したら落ちそう。
子供の頃の実家の階段を思い出します。

二階に上がったところにはソファー。
外は目の前が八幡堀なので、のんびり出来ます。

でも夜だと何も見えない(笑)

二階のソファーの奥。
この広さのまま一階が居室になってます。
三人には一階だけで十分な広さでした。

奥からソファー方向を振り向いてみた所。
奥ほど天井が低く(=床が高く)なってるので、カメラが天井に当たっています。

で、電気を消してみた。


翌朝。目覚めれば、目の前に「日々是好日」。
はい、平和な朝でございます。

ゆるゆると支度を整えて、京都に向けて移動開始です。
琵琶湖大橋を目指していると、突然目の前にひろがる山々の景色。

木の感じとか、めっちゃ好き

そして琵琶湖。
琵琶湖大橋の手前にある大きなスーパーの裏手が湖畔に接していて良い景色でした。


次、京都です。



撮影機材
OLYMPUS E-M1markII
・M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
RICOH GRIIIx
Lightroom classic


家族旅行に行ってきました 1 of 4  近江八幡の1

ものすごく久しぶり(多分10年以上ぶり)に家族旅行であります。

この10年ほどの間に奥さん&私は身体を壊しまして、やれ手術だの入院だのを繰り返していたのですがそれも一段落。
娘と一緒に旅行に行ける機会も今後減るだろうなということで、三人での旅行となったわけです。

ディズニーやUSJは今後も行くでしょうから、今回の行き先は少々渋めに近江八幡と京都を選択。

近江八幡については、写真家の伴貞良さんのこちらの動画を見て
「ええ感じやん 、、、」
となった次第です。




撮影主体ではなく家族旅行主体ということで二泊三日でザックリ600枚ほどと多くは撮っていないのですが、それでも全部をUPするのは無理なので近江八幡/京都各々約40枚(計80枚)ほど抜粋してUPしていきたいと思います。


近江八幡 の1】

近江八幡の名前の由来にもなっている
「日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)」

八幡さんの脇から乗れる八幡ロープウェイが整備点検で今日まで休業 orz。翌日からは営業予定だったものの整備が延期になってしまい、今回ロープウェイに乗れず悔しいわー。

丁寧に保存されていると思われる町並みには、撮りだしたらきりが無さそうな 獲物 建物が並びます。

ポストの赤が、良い差し色だこと。


近江八幡は「かるたの聖地」でもあるそうで、所々にこんなのがあります。


そして近江は瓦の町でもあるらしく、綺麗な瓦屋根が見られます。


瓦にカラス


そして「八幡堀」。

<滋賀・びわ湖観光情報さんのサイトから抜粋>
昭和初期までは、常に町の人々の経済・流通路でしたが、戦後は陸上交通の発展によって不要となった八幡堀は廃れ、ドブ川となり、埋め立ての予定もありました。しかしながら、地元の青年たちの保存再生運動により当時の美しさを取り戻しました。
堀に沿って、白壁の土蔵や旧家が立ち並びる風景は、時代劇等のロケ地としても知られています。


なるほど、青年たちの力で蘇ったのね素晴らしい。

以上15枚。
次は夜の八幡堀からです。



撮影機材
OLYMPUS E-M1markII
・M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
RICOH GRIIIx
Lightroom classic