ピアニカと呼んだ方が通りは良いかもしれないけれど、
「ピアニカ」はヤマハ製鍵盤ハーモニカの商品名(登録商標)。
SUZUKI製鍵盤ハーモニカの名前は「メロディオン」という。
自分が持っている「M-37(M-37Cの前モデル)」というモデルは7千円弱のお値段の割に音の響きが柔らかく、キーの数も37鍵(フル3オクターブ)となる中高生~大人向けのもの(小学生用は32鍵が多い)。
ヤマハのピアニカに比べて、息をゆっくり入れた場合に「ふわん♪」と音が柔らかく立ち上がるし、中くらいの音量がキープしやすい(鳴り過ぎない)。
中高音域もきれいに伸びるので吹いていて気持ちがいい。
まぁ、この辺りは好き好きなので良いとか悪いとかの話ではないのだけれど、自分の好みにはピアニカよりメロディオンが合った。
非常に広く考えればこれも「リード楽器」なわけで、そういう意味では木管楽器の一員なのかもしれず、「やっぱ木管好きだよな、自分」と改めて思う。
鍵盤ハーモニカと呼ばれることが多いけれど、仕組み的にはオルガンに近い。
息で音の強弱をコントロール出来るポータブルなオルガン。
「お子様用の楽器だね」とか
「まぁ、おもちゃだよね」とか
言いたい人は勝手にどうぞなのだけれど、そうではない人にはお勧めです。
すっごく簡単・手近な楽器。
それでいて柔らかく響くアコースティックな音。
そしてお手頃価格。
ちょっと空いた時間にちょっとだけ吹くのにちょうどいい。
でも、たったそれだけでも
「豊かな時間」は、すこし、増えます。
ps:これ欲しいw