・片足のつま先がつけばバイクは支えられるよ。
・走り出したら足つきとか関係ないってー。大丈夫、大丈夫。
こういうアドバイスをする人は多いですね。
確かに一理ある話ではありますが、
実際の公道上では通用しない部分が多いのです。
日常走行でもツーリングでも、
・平坦で
・砂も浮いてなく
・ドライな状況の路面
という条件がいつも整っているわけではありません。
・一般的な街中の車道では、路面は左側が下がっています。
特に歩道に近い第一車線では左側は大きく下がり、
場合によっては砂も浮いています。
※右足をつけばいい?風が強い時とか、どうする?
右側が平坦でなく凸凹してる時だってあるよね。
・バイクに乗るのは晴れた昼間だけではないでしょう。
雨が降る夜間に乗ることもあるでしょう。
「暗くてよく見えない、濡れた路面」は普通にあります。
・ツーリングになれば、
普段より走行時間も長くなり疲労も貯まります。
渋滞での度重なるゴー/ストップもあれば、
荷物でバイク自体も重くなっています。
山道で渋滞にハマるとかも普通にあることです。
このような状況下で「足つき」がどういう意味を持つのか、
説明するまでもないですよね。
・自分は足が長いから大丈夫
とか
・困ったら助けてくれる相手がいつも一緒だから問題ない
とか
・立ちゴケしてもサクッと起こせるから心配無用
という人以外は、
「足つきは大事」と考えた方がいいと思います。