熱田神宮。
言わずと知れた名古屋にある大きな神社で、
三種の神器の一つである
草薙剣(くさなぎのつるぎ)
を祀っているのであります。
以前GoogleMapを見ていて、そう言えば正門から入ったことがないことに気づいたので(いつも駅から近い東門から入ってた)ちょっと行ってみました。
こちらが南の正門にある第一鳥居。
大きいものですが、朱で塗られたりはしていない。
本殿へと続く参道。
途中、脇道に逸れたところにある
「二十五丁橋(にじゅうごちょうばし)」
と
「眼鏡之碑」。
眼鏡之碑は昭和57年(1982年)に名古屋商業協同組合が組合60周年記念に際して神宮の許可を得、玉造部 (タマツクリベ:勾玉を作る人) の祖とされる櫛明玉命(クシアカルタマノミコト・岩戸から天照大神を迎えるための八尺瓊勾玉(ヤサカニノマガタマ)を作ったとされる言ってみればレンズの神様)への感謝の印として建立したのだそう。
遮光器土偶ですよね、これ。
脇道で散歩中のカラスさん
木々の映り込む手水舎。
その近くにある大楠(おおくす)。
そして本殿。
この塀というか垣根から内側は「御垣内(みかきうち)」という別格エリア。
お願いして本殿内に直接参拝することが出来るそうですが、撮影は禁止とのこと。
それにしても、正門の鳥居も、それに続く第二・第三鳥居、そして本殿周りの建築にも一切朱塗りのものが無い。
朱塗り自体、仏教や四神相応の影響によるもの(南方→朱雀→朱色)という説もあるらしいのだけれど、それが全く無いというのには何か意味があるのでしょうね。
詳しい方、いらっしゃいましたらご教授下さい。
非常に格式の高い伊勢神宮と並ぶ神社なのですが、
何というか、いい意味で
「どうだ凄いだろう」
な感じがしないんですよね。
ものすごく「原初」な感じ。
きっとそれだけ強いものがあるのでしょう。
今回はちょっとだけの参拝でしたが、一度隅々まで周ってみたいものです。
撮影は全てOLYMPUS E-M1 mkII。