バイクの足着きの重要性については、
だいぶ前に書きました。
要は「つま先さえ着けば大丈夫」というのは
・平坦で
・砂とか浮いてなくて
・明るく視界が良くて
・雨なんかで路面が濡れてなくて
・重い荷物とかも積んでなくて
・疲れてもいない
という条件が揃った場合だけかと。
実際に公道上でバイクを利用する時に、これらの条件が満たされることなんてそんなにないので、「大丈夫大丈夫~」という安易な声に騙されないでね。
という話でした。
でも最近のバイクのシート高、高くないですか?
800mmを超えるシート高のバイクが増えたように思うんですよね。
まぁ、海外需要に答えるために外人さん体型基準の設計にシフトしてるんだろうなぁとは思うんですが、
もう少しシート低めのバイクがあっても
いいんぢゃないですか?
HONDAのReble(シート高690mm)がベストセラーになってるのも、シート高の低さが大きく貢献してるんだと思います。
え?
お前の足が短いだけじゃないのか?
はい、そうですね。
わたくし身長高くないですから(168cmだわ)股下も大したことないです。
だがしかし!
「股下率」というものがあるのだそうです。
要は「身長の何%が股下になるか」という数字なのですが、日本人の平均的な股下率は45%なのだそうです。
168cm×45%=75.6cm
あっはっは、靴の厚みを考えても805mmのシート高(TRX850)で地面に踵が着かないのは
仕方がなかったのだね。
逆に800mm=80cmの股下を確保できる身長を計算してみると
80cm÷0.45=177.7
約178cm
ゆったりとした足着きを確保するには180cm以上の身長が必要とか、
ひどくないですか?
ちなみにホンダ CB400 SUPERFOUR のシート高は755mm。
前述のホンダ REBLE 250 のシート高は、690mm
やはりこれくらいがちょうど良いんでしょ。
「バイク離れがー」とか言ってないで、使いやすい乗りやすいバイクを増やしましょうよメーカーさん!