そんなん聞いたことないぞ?」
と思ったので、素人レベルで調べてみました。
と言っても、まぁWikipediaとか「mRNA コロナ ワクチン」でヒットしたページとかを見ただけなので全くの勘違いである可能性は高いですし、いたずらに不安を煽る気も無いので、参考にするしないは自己責任でお願いします。
参考にするしないは自己責任でお願いします(大事なので2回書きました)。
で、諸々見てみるとざっくりこんなことらしい。
※素人まとめなので、詳細はご確認ください。
・mRNAというのは、本来は
細胞内でタンパク質を生成するために、細胞核内のDNA情報の一部を元に
細胞内で生成される『鋳型』のようなもの。
・この鋳型であるmRNAを体外で人工的に作って細胞内に入れてやると、細胞内でこれを元にタンパク質が合成される。
・新型コロナウィルスの表面にある「スパイク」と呼ばれる突起物(これもタンパク質)の情報を持ったmRNAを作って細胞内に送り込んでやると、細胞内でこのスパイク(ウィルスそのものではない)が生成される。
・このスパイクは免疫細胞から「敵だ」と認識・記憶される(らしい)ので、同じものが身体に入ってくると一斉に攻撃するようになるんだぜ!
ということらしい(めっちゃ素人理解)。
一般的な「ワクチン」というのは、弱めた病原体や死んだ病原体を人体に投与することで、それに対する抗体を体内で生成させよう!というものなので、
-研究者が研究段階で病原体にやられたり、
-どの程度弱めたらいいの?的な研究に時間がかかったりする。
これに対してmRNAワクチンは、
-病原体そのもの(生きてる全体)は
研究・製造段階で扱わない(一部分だけでいい)し、
-体内で病原体が生成されるわけでもないし
-何よりmRNA自体が安く早く作れる
新型コロナウィルス用のmRNAワクチンの場合は、スパイクのタンパク質情報さえあればいいので安全で早くて作りやすいよ!ということらしい。
ここまでだと、
いいじゃんそれ!な感じしかしないのだけど、
気になることも書いてあった。
・mRNAワクチンの初期開発が始まったのが1990年代
・身体の拒否反応を回避出来そうな研究が見出されたのが2005年頃
・これを受けて2010年頃にmRNAワクチンを開発する製薬会社とかが出来た
・しかし各種の病気に対するmRNAワクチンは、
細胞にmRNAを取り込む際の副作用が深刻すぎることがほとんどだった
・このことから多くの大手製薬会社はこのmRNAを使った技術を放棄
・2020年12月以前は、ヒトでの使用が許可されたmRNAワクチンは存在していない
= 今回の新型コロナウィルス向けmRNAワクチンが
初の適用となる
ということらしいです。
参考に、ファイザー製薬のmRNAワクチンに関して、アメリカの「ClinicalTrials.gov」に掲載された
「健康な個人におけるCOVID-19に対するRNAワクチン候補の安全性、忍容性、免疫原性、および有効性を説明するための研究(機械翻訳)」
へのページリンクを置いておきます。
ブラウザーがグーグル・クロームの場合、ページ上の何もない場所で右クリックして出てくるメニューの中から「日本語に翻訳」を選ぶと、そのページが翻訳されます。
その一部が、こちらです。
そして今は2021年の2月です。
追記:ワクチン以外のいわゆる「薬」って、
どうなっちゃったんでしょうね?