自分の原点となっている場所は、大学時代を過ごした下宿なのだろうと思う。
学生だけではなく社会人も住んでいたので、正確には下宿とは言えないかもしれないけれど、今の自分を作ったものの多くはやはりここにあった。
四畳半・エアコンなし・小さな流し台とガス台・風呂はなし(銭湯通い)・トイレ共同・洗濯機は共同のが2台、で家賃14,000円。
全22部屋の約半分が学生で、自分も含めて随分迷惑な連中だった。
Googleマップで見てみると、つい最近まであの頃のままの状態で現存していたようだ。
今それなりの年齢にはなったものの、中身はあの頃と大差無い。
真夏にみんなで駐車場に出て、野良ネコ撫でながらスイカ食ってた時が懐かしい。
大事な時間だった。