以前、「写ルンです」から取り出したレンズを使って、ミラーレス用の交換レンズを試作してみたのですが、今回それをちょっとバージョンアップしてみました。
ベースになる写ルンですはこちら。
で、これをバラしてレンズを取り出した状態がこちら。
レンズの左に置いてあるのは本体からレンズが外れないようにしているカバー部分。
本体側に「丸くてレンズが入る部分」が見えますが、その部分を切り取ってレンズを入れ、このカバーと組み合わせてレンズユニットとしました。
本体側の「丸くてレンズが入る部分」に開いている穴が絞りの役目をしているようで、これを無くせば数値上のF値は上がると思うのですが、多分デメリットの方が多いのでそのままキープすることとしました。
で、これがそのレンズユニット。
これをマイクロフォーサーズマウントのボディーキャップと組み合わせて作った「1号機」がこちら。
レンズの固定はパーマセルテープで貼り固めただけなので分解可能。
でも何かこう「闇落ち感」溢れる造形だし、何よりピント合わせが一切出来ない。
写ルンです用の焦点距離32mm/F10.0というレンズですから
「ピント合わせなんて要らん!」
と言ってしまってもいいのですが、マイクロフォーサーズに付けた場合は35mm換算で64mm相当とやや望遠寄りになるわけで、やはり1~2mくらいの近距離だと明らかにピンボケになってしまうわけです。
そこで今回の2号機はこうしました。
K&F Concept のM39/L39→マイクロフォーサーズ用マウントアダプターと、M39/L39マウント用のボディーキャップを使っています。
M39/L39マウントはスクリューマウント=ねじ込み式なので、そのボディーキャップにレンズを仕込むとねじ込み部分がピント合わせ用の超簡易型ヘリコイドとして使えます。
ちょうどいい具合に、レンズユニットをボディーキャップの表面とツライチに配置したところで無限遠が出せるようです。
ねじ込み部分の有効繰り出し量はこの程度。
ボディーキャップが外れる寸前まで繰り出した状態で、ざっくり70cmくらいにピントが合わせられるようになりました。
無限遠は一応出ているつもりですが、
「まぁ5mくらいから向こうはピント合ってるよね」
な感じです。
【かかった費用】
・K&Fコンセプト マウントアダプター:2,720円
・M39/L39用ボディーキャップ:256円
・使用済み「写ルンです」:無料(近所の写真屋さんでもらってきました)
合計:2,976円
なんてお安い工作教室!
では、撮った写真を何点か。
・カメラ:オリンパスPEN E-PM2
・jpeg撮って出し画像からLightroomClassicで明るさや色味を編集
・編集に際して解像度に影響する「テクスチャー・明瞭度・シャープ」は不使用



簡易ヘリコイドの効果ありですね
















写ルンですのレンズ。
プラスチック1枚だけなのに、よく写るよねぇ。