ラジカセを持っている。
サンスイが出しているSCR-B2というものだ。
そしてこの製品、設計の方向性が面白い。
まず普通にUSBやSDの再生が出来たり、Bluetoothスピーカーにもなる。
しかし、カセットからUSBやSDへの録音(mp3)が出来ない。
その代わりにUSB・SDから「カセットテープに録音」出来る(笑)
この「何かを吹っ切った設計」に惹かれた勢いで買ったわけです。
(1万円もしなかったし)
そして久しぶりにカセットテープを再生して思ったのは「やはり自分はラジカセに積まれているスピーカーが好きなのだなぁ」ということ。
ちゃんとしたスピーカーから出る良い音も好きなのだけど、ラジカセのスピーカーから出る(言い方は悪いけど)チープな音が、自分にとっては落ち着くなぁと感じます。
これは中学~高校・大学くらいまでの自分の経験が強く影響しているので、まぁ「好き好き」の話なわけですが、ラジカセの音にはレコードやFMからカセットテープに一生懸命録音した原体験みたいな「何か」が詰まっていて、音楽を聞くにはその「何か」が必要なのだろうなと思います。
言い換えると、それなりに歳をとったと。
ま、いいよね。