モノクロ写真。
基本的に写真はカラーの人なので、モノクロの写真というものに向き合ったことがあまりない。
ただ、以前知り合いが「モノクロームはリアルだよね」と言っていたのに違和感を持ったことを覚えている。
モノクロが嫌いなわけじゃない。
ただ「リアル」と言われると、「いやリアルなのはカラーの方だし」と普通に思うだけなのだ。
「では、リアルでなければ何なのだ?」
もしそう問われたら何と答えるのだろうと考えてみると、
(゜-゜) ウーン、、、
「ドラマチック」
という言葉が浮かぶ。
モノクロの世界には、日常空間から少しだけズレたような何かが生まれる気がする。
写真の現像ソフトは「Luminar4」を使っている。
通常の現像はもちろんのこと特殊な表現もある程度こなせるし、用意されたプリセットの設定を全て自分で調整することも容易。
試しに普通に撮ったカラー写真を柔らかめのモノクロ写真にするプリセットを自作してみた。
内容は非常に単純。
・彩度をゼロに
・コントラストを下げる
・周辺光量を下げる
・「マット」の効果を弱めにかける
以上、簡単な設定。
このプリセットを「ソフト・モノクローム」として保存。
既存の写真に他の一切の編集をせずこのプリセットを一律に適用してみた。
ずらずらと10枚ほど写真を並べさせてもらいます。
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自分で撮った写真なのに、他の誰かが撮ったもののように見えてくる不思議。
光と色とその他諸々。
写真というのは面白いねぇ。