お題「#おうち時間」
先日こんなのやってました。
この時 ↑ のマクロは、標準ズームレンズに付いているマクロ機能を使っただけの「簡易マクロ」とでも言うものでした。
なので、ここは一発「ガチ」のマクロを撮ってみようということで、引っ張り出したのがこれです。
「オート・ベローズ」
マクロ撮影専用のジャバラ式移動台です。
若気の至りって怖いですよね。
これ買ったの、高校生の自分ですよ。
「なぜこれを買ったのだお前」と
当時の自分に聞きたい。
で、これにカメラを装備すると、こんな感じになります。
まず本来のカメラであるOM-1を乗せてみました。
めっちゃ久しぶり。
で、現行機E-M1 mk2に換装します。
おお、黒い(笑)
レンズがマクロ専用レンズじゃない(普通の50mm f1.4)ところが高校生の悲しさ。
顕微鏡に近いようなものすごい拡大は出来ませんが、実物の幅5mmを画面幅いっぱいに撮るくらいは出来ます。
オリンパスはもともと顕微鏡関連の会社(胃カメラの世界シェア70%)なので、この分野は大得意。
このオートベローズも本来のマクロシステムのほんの一部でしかありません。
当時の説明書に載っているマクロシステム全体像がこちら。
これもう完全に素人の世界を超えてます。
「マクロ写真のすべてがたのしめます」じゃないですオリンパスさん。
さ、現実の世界に戻って、こないだの時計を撮ってみました。
以下、左がそのまんまの「撮って出し」。
右がLuminar4で現像したもの。
※ファイル容量が規定(10MB)を超えたので一部再圧縮しています。
これは現像段階で少しフンワリさせてます。
中央の紫色は光の加減で写ったもの。着色はしていません。
こちらはモノクロ化。
けっこう派手に色収差が出たので、色を抜いてみました。
これもフンワリさせてますが、かなり微妙な処理なので分かりにくいかも。
ピントの芯が抜けないように気をつけたつもりです。
どれも限界までは寄ってませんしマクロ専用レンズでもないので、普通のマクロレンズでも十分撮れる範囲かなと思います。
今のレンズ(50mm f1.4)で限界まで寄ると、こんな感じ。
あっはっは、ピントが甘いぞ。
久しぶりにオートベローズ出して楽しかったです。
これで撮影するのはもちろん三脚使うんですが、まぁ物々しくなること。
「あー、変なもの出してきたわー。」という家族の目が痛かったです。
でも楽しいからええんや。