今までこちらの三脚を使っていたのです。
マンフロットというメーカーの小型三脚
「Element Small」
耐荷重は4kg。
軽いカメラを使っているので、重さ的には十分なスペックだったのです。
ですが、軽いとはいえ
超望遠レンズ(35mm換算600mm~1,200mm)や
フィールドスコープ(35mm換算約2,300mm)を
ギア雲台に乗せて使うと
微風でも揺れる!
これがギア雲台。
XYZの各軸のダイヤルを回すと、ジワジワと動いてくれます。
超望遠域だと、これがないと被写体をきっちり捉えるのがメッチャ大変orz(ていうかほぼ不可能)
あと超接近でのマクロ撮影でも活躍します。
ベローズ(蛇腹)を使ったマクロ撮影(撮影倍率約7倍)
なので、三脚新しくしました。
半年近く迷ってたんですが、ちょうど良い高さと太さと価格帯のものがあったので、
コソッと買ってしまいました(笑)
それが、これ。
Leofoto LS-324C。
32mm経カーボン三脚としては格安。
今までのものと、脚の太さを比べてみるとこんな感じ。
左:今までのもの 最太=20mm 最細=10mm
右:今回のもの 最太=32mm 最細=22mm
ギア雲台を乗せると、今まではガッツリ頭でっかちだったのですが、
きっちり収まるようになりました。
なんというピッタリ感。
今までの三脚には、自由雲台(+クイックリリースプレート)を付けて使います。
やはりこのコンパクト感で使うのが正解ですね。
使っているカメラ(OLYMPUS E-M1mkII)は、軽くて手ブレ補正も強力。
とはいえ、600mm超の超望遠ともなると無理がかかってきます。
(そこそこ明るければ手持ちでOK)
あとは星景等の長時間露光。
この時も風で揺れないように、露光中はカメラ周りを上着で囲ってガードしてたりしました(パット見が不審者)が、それも多少は楽になるでしょう。
※天文台とかがドーム型な理由を自身の身を以て理解した悲しみ
思うのは、これがフルサイズ機だった場合、ボディはともかくレンズの重さが半端ないわけで、今回のような三脚でさえ実質的に強度不足になる可能性が大きいわけです。
※フルサイズ用の600mmクラスのレンズとかは、高くて重い。
例)左:ソニーの200-600mm 重さ約2kg
右:キャノンの600mm 重さ約3kg
やはりわたくしには、マイクロフォーサーズが向いているのだな
と再認識したのでした。
だからOMデジタルさん。
早く3,500万画素級のフラッグシップ機(New "OM-1"?)
開発してくださいな。
これはフィルム機の元祖OM-1