◯◯道場
写真系のサイトを見回すと、時々こういうのを見かけるのです。
道場、なぁ、、、
プロの写真家さんのサイトとか
メーカーのサイトとか
まぁ色々あるわけですが、
写真というものに関して、この「道場」という感覚が
まったくわからんのですよね。
確かに
基本的かつ技術的な知識
とか
テクニック
とかはあるし、それは大事だと思うんですけど、
師範
とかがいて
道場破り的に勝負する
とか
免許皆伝?
門前払い?
とかって
何?
商業写真であれば、
クライアントが求める写真※ = 正解
※売上とか企業イメージのアップ等々が実現出来る写真
なのだと思いますが、
そうではない個人的な写真に
正解だの勝負だのなんて無いでしょ?
と思うわけです。
どんなカメラであろうと
カラーでもモノクロでも
現像レタッチがどうなってても
自分が求めたイメージが定着されているなら
それでOKでしょ。
「こういう被写体を撮る時は、
構図をもっとこうして
露出をもっとこうして
RAW現像はこうこうで
明るさとかコントラストとかこうこうで
あーたらこーたらがどうのこうのであるべきなんだよ。
だから君の写真は、まだまだなんだよね。」
こんな風に言う人が居たりしますが、まぁ迷惑なだけです。
コンテストとか、たまに出したりもしますが
「写真をプロの先生に評価してもらおう」
とか1mmも考えてません。
「自分の感覚に同調してくれる人とかいるんかいな?」
くらいしか考えてない。
その写真に何を求めるのかを決めたのは自分なのだから
その正解を判定出来るのも自分だけ。
基礎的な技術やテクニックの理解はとても重要ですが、
それはあくまでもイメージを追うための手段であって
その手段をどっちの方向に使うかなんて
いくつもいくつもある多様性の一つに過ぎない。
「 こういう表現も出来るよね」
という可能性の提示は「あり」だと思いますが、
「良い」だの「悪い」だの
個人の写真を
評価する・される
っていう世界
もう、やめません?