10/27、OMDSの新ブランド発表があった。
そして発表されたのが
OM SYSTEM
カメラ歴の長い方には懐かしい響きだと思います。
「いやそれ新しくないからっ」という思いと
「原点回帰宣言ね」という想いと
なかなか複雑なものがあります。
「OM SYSTEM」というのは、フィルム時代のOM-1と同時に発表されたブランド。
当時のカタログから転載してみます。
※「最初はOM-1じゃなくてM-1で『M SYSTEM』だった」とかの話は、ややこしくなるから無しで。
発表動画には開発者である故米谷氏の姿もあります。
原点たる「OM-SYSTEM」の名を冠するにはそれなりの覚悟が必要だと思いますし、
噂される「OM-1」の復活に当っても、このブランドは欠かせないものであろうと思います。
動画内では、新OM-1と思われる製品のティザー映像も紹介されました。
いくつか気になった点もあったので、何枚かスクショを並べてみます。
まず軍艦部ですが、ホットシューから背面にかけて現行機種ではどれも直線で構成されている段差が曲面で構成されています。
また隣りにあるモード切り替えダイヤルを見ると「C3・C4」と読み取れるので、現行E-M1X/E-M1markIIIと同じ様にカスタムモードが4つ使えるようですね。
次にレリーズボタンですが、E-M1Xと同じ様にフロントダイヤルとは独立して装備されるようです。
ただE-M1Xと比べてボタン自体が大型化されているのと、ベースになるグリップ上端部分の曲面形状が違っているようです。
ファインダー部分。
アイカップの形状が、これまでとは違っています。
ファインダー自体の大型化等が期待されますが、どうなんでしょうね。
ファインダーの奥に見える右手親指のサムレスト。
これも今までと違う大きく反り返った曲線形状となっています。
そして最後にボディ左肩の形状が、従来のような傾斜したものではなく
水平に配置され、ダイヤル状のものの横にスイッチらしきものも見えます。
現行E-M1markIIIに近いレイアウトかもしれませんね。
そしてこの写真でも、軍艦部分の曲線デザインが見て取れます。
またボディー全体の高さから、縦持ちグリップ一体型ではない通常のボディー形状であると思われます。
全体的に大きさはE-M1markIII。
グリップ&レリーズはE-M1X。
そして全体的に曲面を多く使ったデザイン構成。
動画内でも高画質化について触れられていましたが、
・新しいセンサー
・高精細なファインダー
・曲面を用いた、より持ちやすく有機的なボディー形状。
などを装備した新OM-1であったくれたらいいなぁと
素直に期待してみたいと思います。