先月、クルマを変えた。
スズキのクロスビーというクルマなのだが、MZとMXという2つのグレードがある。
主役は上級のMZで、フォグランプやら今どきのLEDヘッドライトやらが付いている。
下のMXにはそういう物が付いていない。
ヘッドライトも普通のハロゲンヘッドライトだし、フォグランプもついていない。
で、買ったのは下のMX。
フォグランプは使わないし、LEDの光が好きではないからだ。
元々小さ目のクルマが好きだし、ヘッドライトも丸目が好き。
そしてフロントガラスが大きく傾斜している昨今のデザインが苦手だった。
このクルマのフロントガラスは、かなり立っている。
立っているからガラス面積が小さくて、結果的にワイパーも小さくなっている。
マイルドハイブリッド付きのダウンサイジングターボ車なので、構造的には最先端なクルマの1つなのだろうけれど、雨の日に小さなワイパー越しに見る真っ白ではない少し赤味がかった丸いヘッドライトの光を見ていると、なぜか安心する。
どうも「最先端」は向いていないらしい。