思ったことなど置いてみる

写真とか料理とかバイクとか

機械式なモノ

YAMAHAのセローの生産中止が決定した。

そしてSRも風前の灯らしい(生産中止確定?)。

なんとも寂しい思いがする。

 

以前、ダイヤルとかが好きだということを書いた。

seki-albatross.hatenablog.com

そして 改めて考えてみると、どうやら「機械」が好きなのだろうと思う。

電子的に動作するのではなく、歯車が噛み合い個々の部品が動き合って全体として機能するモノ。バイクが好きなのは、そういう機械的な仕組みが目に見えやすいというのもあるのだろう。

 

YAMAHAの「TRX850」というバイクに乗っているのだけれど、パーツリストを見てピストンとか手に入れてみたりもしている。

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「そんなの買って何するの?」と聞かれるのだが何もするわけではなくて、ただ見たい持ちたい触りたいだけなのだ。

 

腕時計も機械式のものがある。

高級品ではない。セイコーの自動巻き時計でSEIKO5という普及モデル(主に輸出用)だ。

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Webであれこれ見ていてクリーム色の文字盤とマットなベゼルに惹かれた。

元は布製のベルトが付いていてちょっとアーミー系なキャラだったのだけど、革ベルトに変えたら落ち着いた。

裏面はお約束の透明ガラスで中のメカニズムが見える。これといって特徴があるわけではないのだけれど、「ちゃんと動いてるな、よしよし。」というよく分からない安心感みたいなものがあるよね。

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別に懐古趣味とか機械じゃなきゃダメだ!というわけではないので、普通にスマートウォッチも使っている。

「Peble(ペブル)」という今は作られていないモデルなのだけれど、未だにこれ以上の物を見つけられないので、ずっと使っている。

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こういうIT技術をフルに使ったデバイスは大好きなのだけど、それと同時に歯車が噛み合う「機械」も好きだなぁ。

 

クルマやバイクにモーターが導入されて静かで環境に優しいモータリゼーションが実現することは、それはそれで素晴らしいことだと思うのだけど、ピストンが上下して燃料が爆発して振動があって豊かな音がある「機械」が実感できるクルマやバイクは、消えてほしくないものだなぁと思うのです。