思ったことなど置いてみる

写真とか料理とかバイクとか

「政府共通プラットフォーム」なぁ、、

いや、知らなかっただけなんですけどね。

 

「政府共通プラットフォーム」ってのがあるんですね。

www.soumu.go.jp

 

要は行政サービスのIT化を進めるための考え方みたいなものなんですが、

2013年に第1期、2020年に第2期として既に展開されているようです。

 

 

そしてこのプラットフォームは、

いわゆる「クラウド」を基本に構築されております。

その背景にあるのがクラウド・バイ・デフォルト原則」

project.nikkeibp.co.jp

 

これは政府の情報システムを整備する際に政府専用のサーバー等を構築せず、

外部のクラウドサービスの利用を第一候補として検討する

という方針です。

 

クラウド利用のメリットについてあれこれ書いてありますが、

要は

・手間がかからなくて

・安くて

・てっとり早い

ということです。

 

 

で、日本政府が採用したクラウド

AmazonWebサービス(AWS

www.itmedia.co.jp

 

2020年12月、日本政府は「デジタル・ガバメント実行計画」を閣議決定

Amazon Webサービス上でのシステム構築を進めていくようです。

aws.amazon.com

 

 

あのね、

何か

クラウド使ったら良いシステム出来る!

っていう雰囲気だけで進んでるようにしか見えないんですよ。

 

クラウドってのは、ハードウェアインフラの話。

 

そのハード上で構築されるシステム(ソフトウェア)をどうするか

という事とは(関連性はあるけれど)全然別の話なわけです。

 

そして何より

一国の政府の情報システムを、

民間企業(しかも海外)のサーバー上で展開する

ってどうよ?!

って話です。

 

政府共通プラットフォームってのには、

プライバシーなり行政情報なりの機密情報というのは

一切含まれないものなんですか?

 

まさか、

機密は契約によって確実に守られる

とかお花畑なこと考えてないですよね日本政府。

 

「これ、誰にも言っちゃだめだよ」

「うん、言わない」

 

契約なんて、ぶっちゃけこれと同じですよ?

一般的なビジネス上の契約ならいざ知らず

政府の扱う情報で、これやりますか?

 

こんなんでセキュリティー守れるわけないやん。

ていうか

「これでよし」

と考える日本政府って何?

デジタル庁とか言ってる場合じゃないと思うんですけど。

 

 

けっこうマジで驚いたので書いてみましたが、

皆さんどう思われます?

 

私が心配し過ぎですか?

Amazonをもっと信用しろと思われますか?