はい、ちょっとおさらいしておきましょう。
ワクチンの有効率が95%だという話は、あちこちで聞きます。
聞きますが、どうも人によって解釈がバラバラなケースがあるようです。
なので
「有効率95%って何?」
というのを、今更ですがおさらいしてみましょう。
まずよくある誤解なのですが、
ワクチン打ったら95%安全なんだ。
打ってない奴らはダメなんだ。
と言う話。
これは違います。
じゃ、「95%」ってどういうことなのか?
というと、、、
「全部で何人か」というのを無視して、
罹った人数だけ見て計算した数字が
「有効率95%」です。
何がちゃうねんと、
どういうことなんや?というと、
ということになりまして、
ということです。
「有効率95%」の意味、いいですか?
ではここで、ファイザー社の「有効率95%」の実際の計算根拠を見てみましょう。
全部で約43,500人の協力を得て、次のようなテストをしました。
・半分づつ(約21,750人づつ)に分かれて、
・一方にワクチンを接種。
・もう一方にはプラセボ(偽薬:生理食塩水とかの「薬ではないもの」)を接種。
その結果がこうなりました。
つまり、、、
くれぐれも「どちらが正しいか」ではありません。
どちらも計算としては正しいけれど
数字の持つ意味が全く違う
ということですね。
ワクチンの効果は過大評価せず、
適切に評価しましょう。