先日、このような報道が各方面でありました。
ご覧になった方も多いのではないでしょうか?
どこまでも厚顔無恥な発言ですね。
未接種に分類していた理由は不明
→ この時点で厚労大臣失格でしょう
だが意図的なものではない
→ いやいや、意図的なら公文書改ざんだし。
「意図的でないから問題ない」なわけじゃないし。
当初の報道では、以下のようなグラフが用いられて
そのビフォー/アフターの差に
「何だこれは?!」
となってたんですよね。
ビフォー
アフター
で、あらためて5/11の厚労省アドバイザリーボード資料を見てみたんですよ。
報道当初は、このグラフ ↑ が資料内にあったんですが、
今日時点ではそれが見つけられない。
あれ?
グラフどこ行った?
私が見たあのグラフは幻だったの?
いやいや、不思議ですね(棒)。
で、改めて表(上の画像の表です)を見てたんですけど、
下の方にあれこれ書いてある注記を見てて、
新たな不思議に出くわしてしまいました。
・違うデータソースからの数字を混ぜて
・一部データを除外して総数を見えなくし
・分母の定義を曖昧にし
・未接種/接種歴不明者の扱いを不明確にしてある
何なんですか?、これ。
厚労省の事務方が作ってるんでしょ?、これ。
てことは基本的には高学歴な賢い人が作ってるんですよね?、これ。
なのにこんな状態。
そもそも今回でも
接種歴不明を除外してることがおかしい
わけですが、
まさかわざとじゃないですよね?
こんな滅茶苦茶なデータ集計、意味無いじゃないですか。
これを意図的にやっているなら論外だと思いますし、
意図なしにやっているなら「ア◯確定」と言っていいでしょう。
なぜ陽性者数と接種者数を別々のデータソースから持ってくるのか?
HERSYS・VRS、各々のデータで各々の統計を出して比較するなら分かりますが、
混ぜたらアカンやろ、混ぜたら。
そして年齢情報のないHERSYSデータを除外。
除外したらアカンやろ。
総数が算出できなくなってしまう。
そして不明確な分母。
何より悪質なのは
接種歴不明者について、陽性者数だけ発表して
10万人あたりの陽性者数を公表してないこと。
接種歴が不明であっても、そのデータの総数(当該人口)は分かるよね?
なのに何故10万人あたりの陽性者数を公表しないんです?
その数字がないと、
接種歴不明者数を接種済みに加算した場合の
10万人あたりの陽性者数が計算できないんですよ。
※未接種者の総数を総人口から接種者を引いたものとしていますが、その「接種者」がどこまでを含んでいるかが明示されていないので、接種歴不明者の総人口を逆算/確定することが出来ません。
接種歴不明の根拠はHERSYSに基づいてると書かれています。
そのHERSYSの入力画面の一部がこちら。
選択肢は、基本的に3つ。
「無」「有」「不明」。
さてここで問題です。
自分がワクチン接種していない場合、
「無」を選ばず「不明」を選ぶことがあるでしょうか?
「いーや、俺ワクチンとか打ったっけ?
あれ?わかんないな。
打った覚えないけど、ひょっとして打ってたりするっけ?」
とかあり得ないでしょ(笑)
もしそれで「不明」を選んだなら、
かなり重い問題を抱えていると思うんですよ。
要は普通は選ばない。
選ぶわけがない。
自分が打ってない事が分からない人は
常識的には存在しない。
ということは、
「不明=接種者」なんです。
専門知識も何も関係ない。
非常に単純な話でしょう?
なのに
その「不明」分を
除外してるんですよ厚労省は今回。
つまり
そういうことなんだね
と私は思います。
みなさんは
不明は不明だから除外
とか、思いますか?