少し前、こういうものを紹介させて頂きました。
何かについて
・疑問を持ったり
・調べたり
・確かめたり
・考えたり
という事をせず、
面倒くさい
と成り行きに任せ、
その結果が思わしくないものであれば
考えて決めた奴が悪いのだ
と断じる。
そういうケース、ありますよね？
Ａか？Ｂか？と問われた時、行動には３つの選択肢があります。
１．どちらかを選ぶ
２．どちらでもない別の何かを選ぶ
３．何も選ばない
３の場合、
責任は選んだ奴らが負うべきで、自分は何も選んでいない。
選ばなかった自分には何の責任も無いのだ。
と、言う人がいます。
しかし、それはただの言い訳です。
なぜなら貴方は、「１」も「２」も選べたのに
あえて「３」を選んだのですから。
誰々が言ったから。
誰々に勧められたから。
専門家が言ってたから。
ニュースで言ってたから。
新聞に書いてあったから。
これらは全て「鵜呑み」です。
何かを調べたり、確かめたり、考えたりしたことにはなりません。
ただ言うことを聞いただけ。
他人の言いなりになっただけです。
調べない、考えない、自分自身の意見を言わない。
そうしておけば間違わない。
間違わなければ、責められない。
何があっても、どんなに酷いことになっても
自分は「何も悪くないかわいそうな被害者」でいられる。
そんなわけないじゃないですか。
冒頭に挙げた記事から引用します。
ーー引用ここからーー
だまされたということは、不正者による被害を意味するが、しかしだまされたものは正しいとは、古来いかなる辞書にも決して書いてはないのである。
だまされたとさえいえば、一切の責任から解放され、無条件で正義派になれるように勘ちがいしている人は、もう一度よく顔を洗い直さなければならぬ。
だまされたものの罪は、ただ単にだまされたという事実そのものの中にあるのではなく、あんなにも造作なくだまされるほど批判力を失い、思考力を失い、信念を失い、家畜的な盲従に自己の一切をゆだねるようになつてしまつていた国民全体の文化的無気力、無自覚、無反省、無責任などが悪の本体なのである。
ーー引用ここまでーー
今は、大事な時だと思うんですよ。
