【Wikipediaより】
ステレオタイプ(英: Stereotype、仏: Stéréotype)とは、多くの人に浸透している先入観、思い込み、認識、固定観念、レッテル、偏見、差別などの類型化された観念を指す用語である。
「◯◯って、こういうのだよね」
に近いと思いますステレオタイプ。
ツイッターでいくつかのタグで写真を見ていたりするのですが、
いわゆる「ストリート・スナップ」というジャンルの写真って
このステレオタイプなものが多いと感じます。
・モノクロ写真である
・コントラストが高い
・ちょっと狭い路地が多い
・自転車か歩行者が、横方向に横切っている(ブレてるケース多)
こういう
「ストリートスナップによくある感じ」
を詰め込んだような写真。
なのに「何が撮りたかったのか?」がさっぱり分からない写真。
ステレオタイプな光景を探している感じ。
そういう写真を見ていると、
「この人のモチベーションは、承認欲求なのかなぁ?」
とか考えます。
「おお、いかにもストリートスナップな写真ですね」
「こういうのがストリートスナップっていうんですね」
そういう会話がしたいのかな、と。
自分もスナップは撮ります。
そういうステレオタイプっぽい写真も撮ったりするけれど、あまり楽しくはない。
やはり「ああ、◯◯やなぁ。」と気持ちを動かしてくれるモノ。拾って帰りたいようなモノを写して持ち帰る方が楽しい。
もちろん趣味なので、何を楽しいと思うかは人により違うのでしょうけど、
本来の「自分の好き」ではなくて、
「誰かが認めてくれるモノ」を追いかけるのは
疲れるんじゃないかなぁ
と、そういう写真を見る度に思うのでした。
撮影地:名古屋 久屋大通公園
機材:リコーGRIIIx
現像レタッチ:LightroomClassic