思ったことなど置いてみる

写真とか料理とかバイクとか

いいね とか、映え とか、

ツイッター「いいね」

インスタの「いいね」、そして「映え」

 

多くの人に支持される、褒められる、

それは嬉しいし素晴らしい。

 

自分の書くツイートは、そんなに多くのいいねを貰わない。

撮った写真は映えるものではないし、やはり多くのいいねは貰わない。

 

誰かに認められたいという想いもあるけれど、

そのために自分がいいと思わないものを撮ったり、いいと思ったものを引っ込める気にはなれない。

 

自分がいいと思ったことを書き、思ったものを撮る。

「誰かの目を通した自分」ではなく、「自分の目で見た自分」を認めたい。

軸足は、そこに置いておきたい。

 

何が正しいかは分からない。

「正しいもの」を求めてはいない。

自分が大事だと思うものを守りたい。

だから慎重に切り分ける。

捨ててはいけないものを捨てないように。

 

そして、大事だと思われたい、とも思う。

 

seki-albatross.hatenablog.com

 

何もかもを誰かに委ねるのは「違う」と思う。

何もかも所有するのもまた「違う」と思う。

バランス、大事。

 

 

さて、

 

今頃になって映画「竜とそばかすの姫」を見た。

ryu-to-sobakasu-no-hime.jp

 

先日書いたメタバースに近い概念。

将来、きっとこういう世界は出来る。

 

先日も書いたようにこういう世界は大好きだ。

但し

「『それが無くても大丈夫な状態』を維持できるなら」

という条件付き。

 

自分の目で自分を認める。

大事なものは人に委ねない手放さない。

 

自分と自分の大事な人には、そうあって欲しいと思っている。

 

 

おそらく止められない道

まず最初に、こちらをご覧ください。

ドコモが描く5Gそして6Gによる未来像です。

youtu.be

 

動画から引用(動画6分5秒時点)

将来的には人間の筋肉の動きや脳波・感覚までセンシングし、データとしてサイバー空間で扱えるようになるでしょう。

 

・ヒトの神経伝達速度を超える高速ネットワーク。

・仮想空間と物理空間の融合。

・肉体感覚を伴った仮想空間体験。

・思考や感覚をネットワーク越しに共有出来る世界。

 

まるでSFのような話ですが、ドコモが正式に公開している具体的なプランです。

これは一企業としての取り組みではなく、世界各国が国を挙げて進めている政策の一環でもあります。

 

日本政府の場合だと、このようなものになります。

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www8.cao.go.jp

 

 

メタバースという単語も最近一般化してきましたね。

いわゆるサイバー空間のことですが決してゲームのことだけではなく、

リアルな現実として政府や企業がプランを進めています。

<参考動画>

youtu.be

ja.wikipedia.org

 

 

技術というのは凄いものです。

 

小説「海底二万里(2万マイル)」で有名な
ジュール・ヴェルヌの有名な言葉。

「人間が想像できることは、人間が必ず実現できる」
(Tout ce qu'un homme est capable d'imaginer, d'autres hommes seront capables)

 

どうやらこれは真実だったようですね。

 

仮想世界、いいですよね。

歳をとったりして足腰立たなくなっても、自由に動き回れる。

こういう夢のある技術は大好きです。

 

 

これと並行して最近増えているのが

「サブスク」

要は定額料金支払いによってサービスを得られるものです。

 

メジャーなものだとAmazonMusic等がありますし、

最近ですとトヨタの新電気自動車がサブスクで利用提供される予定です。

5月12日発売ですから、もうすぐですね。

www.itmedia.co.jp

 

 

世界経済フォーラム(The World Economic Forum)が提唱している

グローバル・アジェンダには、このように書かれています。

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www.weforum.org

 

「私は何も所有していません。」

 

サブスクSubscription service)は、まさにこれにぴったり!

 

 

・超高速ネットワーク

・仮想世界と物理世界の融合

メタバース

・時間と空間の制約からの開放

・サブスク

・所有しない世界

 

素晴らしい。

いや、まじで。

 

 

ただですね、一つだけ気になるんですよ。

今普通に使われている「クラウド」とかもそうですし、

メタバースでも

サブスクでも

最近の技術というのはとても便利なわけですが、

それがシステムである以上、

必ず管理者がいます。

そして(多分)管理者は人間です。

 

管理者はサービスを円滑に供給するのが仕事です。

しかし、それは同時に

いつでもサービスを停止出来る

ということでもあります。

 

サービスの提供と停止。

これは表裏一体で、切り離すことは出来ません。

 

あなたが「何も所有しない」ということは、

全てのモノは管理者側が所有している

ということです。

 

そしてその管理者は「企業」です。

企業の誰かがあなたの全てを「所有=管理」します。

全てが管理者のものです。

あなたは「サブスク」で管理者の許しを得てサービスを利用します。

 

大げさですか?

悲観的過ぎますか?

 

ちなみに「所有する」というのは英語で

OWN ですね。

 

冒頭のドコモのサービス。

名前を覚えていますか?

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 I OWN.

 

私が所有するのだ。

 

 

 

「自然な描写が好きなんです」 -レタッチ-

写真関連で
「自分は自然な描写が好きだからレタッチはちょっと、、、」
みたいに言う方がいらっしゃいます。


・レタッチ=写真を不自然にするもの・・・✕
・RAW現像=写真に詳しい人がやること・・・◯
みたいに思われてるのかもですね。


でもこれ、間違いです。

 


◯レタッチとRAW現像


やってる事自体は、いわゆるRAW現像もレタッチもほぼ同じ。
フィルム写真で言えば「印画紙への焼付/引き伸ばし」工程。
※ここで「RAW現像はフィルム現像だろ」と思った方。
 それ違います。
 一般に「RAW現像」と呼ばれているのは、実は「RAW現像終了後の画像をもとにしたレタッチ」
 本来なら「RAW現像」ではなく「RAWレタッチ」とでも呼ぶ方がより適切な作業です。
 詳しくはリンク先へ。


そしてその結果として出来上がる写真がどういう感じになるかは、その処理をする人の考え方次第。
当たり前ですね。


リンク

gtailang.wixsite.com

 

 

◯撮って出し


中には
「撮って出しが一番!」
と言いながら、

カメラ側の各種カラー設定(ビビッドとかブリーチバイパスとか)を掛けていたり(Lightroomで言うプリセット適用に相当)、カメラ内RAW現像でイジリまくってる方とかも見受けられます。


それ「撮って出し」ちゃうやん(笑)


RAW現像を
・PCでやってるか
・カメラ内でやってるか
の違いだけです。

 


◯自然な描写?


「自然な描写」と言う場合でも、
その「自然」の基準って、基本的には
撮影者本人が見たその時の印象
じゃないですか?


もちろん
誰が見ても大きく加工された写真
というのもありますが、「自然な描写」の基礎となるのは
撮影者が見たその場の被写体の状況
になるはずです。


ということは、
それって撮った本人にしか分からないこと
なんですよね。


写真を見るだけの人は、撮影時の被写体なんて見ていない。
一般的な常識なり経験値なりをベースに写真を見ている。
その線を大きく外れない限り「自然な写真」に収まります。


そして
最も不自然な写真
とも言えるのが
モノクロ写真

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なんせ色が無い
そんな視界は、まずあり得ない。


※文脈的に誤解されるかもなので敢えて書きますが、
私自身モノクロ写真は撮りますし好きです。
ここではモノクロというものが基本的に不自然=通常の視界ではあり得ないものですよね、ということを言ってるだけです。拡大解釈しないで下さいね。

 


でもカラーであれこれすると
不自然だ!
とお怒りになる
「モノクロ大好きなベテランさん」
がけっこういらっしゃる。

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変な話でしょ?
写真というのは、
・表現手段の1つで
・もっと自由なもの

 


特に初心者のみなさん。
頼んでもないのに、他人の写真を評価したりする
変な人には注意しましょうね。

 

 

 

堕ちていく、、

キャノンから超望遠レンズが発売になった。

store.canon.jp

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※関係ないけど、これを「カートに入れる」した場合、やっぱ宅配で届くんですか?
 んなわけないか。

 

その重さが「3kg台と軽量」ということらしいのだけど、

 ・レンズ3kgちょい

 ・カメラ700gくらい

 ・三脚+雲台2kg程度

だった場合、

総重量は6kg程になる。

 

さらに他のレンズとかバッグとか諸々を考えると

最低でも7~8kgを覚悟しないといけない。

 

 

普段の自分の装備

 ・E-M1markII 600gくらい

 ・換算150-600mmズーム 400gくらい

 ・三脚は無くてもいけるけど、軽いのでざっくり1kgくらい

  重いので2kgくらいか(ギア雲台付きで)

 

ここまでで、

三脚込みでも2~3kg

三脚なしなら1kg

 

これに

 ・換算24-200mm 600gくらい

 ・バッグ500gくらい

を一緒に持ってても

三脚込みでも3~4kgちょいくらい

三脚なしなら2kgちょいくらい

 

あかん。

このサイズ/重量感に慣れてしまってるから

7~8kgとか無理

っていうか、いや(笑)

 

 

最近なんて

GRIIIx x1=270gくらい だけ

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サボってるので、

2kgが重い!

 

 

人はこうして堕ちていくのですね ( ̄▽ ̄)

 

 

 

デザインと機能

リコーのGRIIIというカメラは「スナップシューター」としての機能を実現するために機能優先でデザインされているという。

これについてデザイン担当の方が語っておられる。

 

ボディ正面の「GR」のロゴが真っ白ではなくグレーなのにも「マクロ撮影での映り込みを減らすため」という機能的な目的があるとのこと。

素晴らしい。

youtu.be

 

マクロというか、ガラス面に近づいた時など「あ、映り込むか。」とポジションを変える事があるので、正面のロゴを目立たなくするというのは納得です。

 

で、いきなりですが、

手持ちのOM-D E-M1markIIの正面ロゴをブラックアウトしてみました。

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塗装とか凝ったことはせずに、単純にパーマセルテープでマスキングしただけですが、随分と雰囲気が変わるものですね。

ちなみにノーマルがこちら。

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見た目のメリハリという点ではノーマルの方がいい感じだと思うんですが、機能性だとブラックアウトに軍配が上がります。

 

まぁ、どっちが良いかという話ではなくて「方向性」ということなのでしょうが、こういう

道具としての機能を見据えたデザイン

というのが昔から好きなんですよね。

 

てことでマックロ系の2台を並べてみました。

地っ味(笑)

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さてさて、

コロナに関して、世界各国でワクパスだのの対策撤廃が進められている。

一方で日本は蔓延防止をやめると言いながら

同時に4回目の接種を視野に入れているらしい。

 

政府やマスコミ・専門家が

右と言えば右を向き、

左と言えば左を向く。

 

号令に従順であることが「良い人」の条件かのようです。

 

「ぜんたーーい、止まれ!」で止まる。

「前へー、進め!」で進む。

 

止まった理由などどうでもいい。

前に何があるかは考えない。

 

規則に従うのだ

ルールは大事だ

そして規則やルールの内容について、

その理由や是非を考えるのは、不謹慎なことだ。

 

結果的にそれが間違っていたら

それは規則を定めた者の責任なのだ。

それに従った自分たちは可愛そうな被害者なのだ。

自分たちに責任はない。

 

 

うっかり考えたりしたら、自分に責任が生まれてしまうじゃないか。

「考える」ということは「責任を負う」ということだろ?

冗談じゃない。

面倒くさいし、責任なんてごめんだ。

 

だからニュースの言うことが正しいんだよ。

国が決めること、専門家が決めることが正しいの。

 

専門家でもないのに、自分で判断なんかするもんじゃないんだって。

判断なんかするから間違うんだよ。

間違えたら悪者にされちゃうよ?

下手したら加害者になるかもだよ?

信じて従ってれば加害者にならないでしょ。

最悪でも「可愛そうな被害者」で済むんだから。

 

 

社会というコミュニティーの中で上手くやるには

穏やかで優しいことだけ言って

懸念だの批判だのという角のある事は

言っちゃダメなんだよ

 

誰かのことを心配しても

「きっと大丈夫だよ。頑張ってね。」以外は言わない方がいい。

 

「◯◯と△△には気をつけてね」とかの具体的なアドバイス

「上から目線」て言われるから口に出しちゃダメなんだって。

 

その人が失敗したら優しく慰めてあげればいいの。

余分なことは言わないで、見てればいいんだよ。

だって責任なんてないんだしさ。

 

 

調べない・考えない

見ない・聞かない・喋らない

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犬が西向きゃ尾は東

 

並(な)べてこの世は事もなし

 

 

 

オートって難しいです

カメラを使い始める時に、多くの場合

「絞り優先オート(Aモード/Avモード等)から始めましょう」

と、先輩とか雑誌が勧めてきます。

 

でもそれ、むずかしいでしょ?。

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クルマの運転で考えてみましょう。

最初からオートマ免許でオートマ車にしか乗ったことがない場合、

・ギアチェンジした経験がない

クラッチを踏んだこともない

半クラッチとか聞いたことがあるくらい

・エンスト?何それ?

なわけで、

いったい何がオートマ=自動になっているのか
がわかりません。

座学では習ったかもですが、体感はない。
なのでメリットも理解しづらいし、デメリットなんて分かるわけもない。

 

当然、運転中に「今、オートマが何をしているのか」なんて

想像するのは難しい。

 

 

一方でマニュアルで運転を覚えた人には、

オートマが何をしているのかが分かる。

自分がやっていること/出来ることを機械がやっているのだから、当然ある程度わかるわけです。

 

 

同じことがカメラでもあります

マニュアルで

・絞りや

シャッタースピード

ISO感度

操作/調整したことがない

自分でやったことがない

 

なのに、

●絞り優先オート?

シャッタースピード優先オート?

●プログラムオート?プログラムシフト?

そんなの分かり易いはずがないんですよ。

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最近では、

・絞り優先オートでシャッタースピードISO感度が自動調整

みたいなケースが多いでしょ。

確かに「絞りが変わるとどうなる」だけ分かってればある程度は使えますが

他の2つ(シャッタースピードISO感度)が何をしてるのか?

が分からないままでしょ?

 

そんな状態が続いて、思うように撮れなくて

さらに

思うように撮れない原因や失敗した原因が分からない

という状態になって

難しいから無理だ

ってなってつまらなくなってる人、いませんか?

 

自動露出とか一旦やめて、マニュアル使いましょう。

・絞りと

シャッタースピード

ISO感度

この3つだけです。

分からなくても失敗してもいいので、とにかく自分で調整してみましょう。

やれば分かるものです。

逆に言うと、やらないと分からないものです。

 

「いやいや、初心者にマニュアルは難しいから

 絞り優先オートとかから始めるのがいいのだよ。」

と言う人からは離れたほうがいいです。

 

だって、難しくないんで。

 

自分で調整して失敗するから、

失敗の原因も

成功に必要なことも

分かってくるんです。

 

「お、思った感じ(自分が撮りたかった感じ)に撮れた」

という楽しみ方がしたい方は、

是非マニュアルモードを使ってみましょうね。