発表予定のX100Vの広告動画で富士フィルムが炎上したようですね。
あー、これは燃えるやろ。
この動画炎上の中心となっている鈴木達朗って人は、プロの写真家でコンテストの責任者を努めたりする「凄腕」なのだそうだ。
この広告動画、削除前に見たんですけどね。
すれ違いざまに不意打ちで相手を張り倒していくような撮り方で
ひどく暴力的。
自分の視線は違う方を向けておいて
いきなり他人にカメラを向けてパシッと撮り
「え?何か問題でも?」みたいな顔して通り過ぎる
これは嫌だわ(笑)
「表現」とか「芸術」とかの言葉が付くとこういうことも正当化されちゃうのねーの好例だと思います。
撮る本人が覚悟してるかどうかは関係なく
法律がどうとかの話以前に
純粋に他人に対して失礼だし迷惑。
常識を持ち合わせてる人ならやらない行為をやれば、人が撮らない写真が撮れる。
そこには人が撮らない誰かの表情が写る。
しかもこの鈴木某の写真はモノクロが多い。
モノクロ写真は「色彩が無い」ことで見る人に現実とは違う印象を与える。その現実とは違う印象をして「リアルだ」と評価する人もいるけれど、その「リアル」というのは「普通のカラー写真とは違う印象を与える」ということで、その印象の違いによる違和感を(悪い意味で)「利用」しているように思う。
※モノクロ写真自体を悪く言う気はありません。僕だって撮ります。ただこの場合、その特性を悪く使っているようにしか見えないという話です。
・非常識な行為で
・普通は撮れない(撮らない)写真を撮って
・さらにモノクロ表現で印象を強く演出して
「こんな写真が撮れるのは自分だけだ」
とでも言うんだろうか?
それって「表現力がある」とかって話か?
いわゆるYoutuber(ユーチューバー)が動画再生数を稼ぐためにとんでもないことをしでかしたりするけれど、やってることはそれと大差ない。
富士フィルムの広報は、いったい何を考えてこんな動画を広告に使ったんだろう?
カメラを作った富士フィルムの技術陣とX100のファンが泣くわ。
写真やカメラが好きな人たちが怒るわ。