旧OMシステム用のレンズをOM-Dに付けてみた。
付けたのは「ZUIKO 50mm f1.4」。
マイクロフォーサーズにつけた場合の画角は100mm相当になるので、
実質「100mm f1.4」の中望遠レンズとなる。
で、せっかくだから実験。
絞りを 1.4 ⇒ 4 ⇒ 8 ⇒ 16 と変化させてみて、近接撮影時の被写界深度を見てみた。
以下左から 1.4 / 4 / 8 / 16 となる。
・絞り開放のf1.4では、カップの印刷面だけにピント。そしてフワッフワw
・f4でカップ全体にピント。
・f8だと多少前後にもピント。
・f16だとさらにピントが深くなる。
明るい中望遠でこんな近距離を撮るのは珍しいのだけれど、わかりやすくするためにやってみた。最近のデジカメだとフォーカスブラケットとか深度ブラケットで画像合成して被写界深度を稼いだりもしてるけど、レンズの基本特性はこんな感じだし、マイクロフォーサーズのセンサーサイズでも、まぁしっかりボケますね。
実際に操作してみて思ったのは、このレンズはピント合わせのヘリコイド(リング)の操作感が素晴らしくて、もうそれだけで使ってるカメラ自体がフィルム時代のOM-1になったかのように感じること。
それだけで撮る時の気持ちが違う。
OM-1を使うときの気持ちに近くなる。
不思議。
やはり手や指で感じる感覚というのはとても大事なんだね。
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