まずご覧頂きたい。
「一般社団法人カメラ映像機器工業会(※)」のデジタルカメラ統計の数字から見た、昨今のデジカメ出荷台数の推移だ。
※昔の「日本カメラショー」や今の「CP+」の主催団体
2018年・2019年の前年比出荷台数の落ち込みの酷いことよ。
レンズ一体型(つまりコンデジ)も苦戦しているが、
一眼レフは前年比70%を割る急降下でさらに酷い。
好調だったミラーレスにも陰りが見える。
背景にあるのはスマホの普及だろう。
「手軽に写真撮るならスマホで十分」だもの。
とは言え、この落ち込み方は酷い。
カメラメーカーは、
高画素で
高機能で
高価で
高利益な製品に力を注いでいる。
でもそれを歓迎しているのは一部の人だけ、ということなのだろう。
※そしてその数が減少中ということやね
もっと安価で
スマホよりも操作性が良くて
ポケットに入るくらい手軽で
でもレンズや撮像素子にはこだわった
「初心者向け」ではないカメラとかを出してはどうでしょう?
例えば昔オリンパスが出した「XA」のようなカメラ。
これのデジタル版「XA-D」とか出してくれたら即買いするわ。
小さくて精緻で凝縮された魅力を持った「本気」なカメラとか、
そういう物を求める市場というのはないんだろうかね?