高級ホーロー製品で一気にメジャーになったメーカー。
有名な製品は、この炊飯器かな?
このバーミキュラが、新製品として鋳鉄+ホーローのフライパンを出した。
直径26cmと24cmの2種類。
ハンドルは、オーク材とウォールナット材から選べる。
予約もたくさん入って販売好調なのだそうだ。
鉄フライパン好きとしては、とても興味がある。
あるのだけれど、表面(食品が接する部分)は「ホーロー」である。
使い勝手が分からない。
そして何よりも「高い」。
本体価格:税抜 15,300円(税込 16,830円)
「いや、鋳鉄だけでいいからこのデザインで出してくれないかな?」
そう思ってしまう。
今自分が使っているのは、リバーライト製の鉄フライパン。
鋳物ではないけれど、とても使いやすい。
何がどう違うのか気になったので、比較してみた。
一番気になるのは「耐熱温度」。
300℃って、ホーローって耐熱温度もっと高いんじゃないの?
ガラスを800℃くらいで吹き付けてるはずだから、それくらいはあると思ったんだけど、300℃ではテフロン+50℃程度(うちで使ってるテフロンフライパンの耐熱温度は260℃)。
鉄フライパンを加熱して、煙が上がる温度がざっくり250℃。
テフロンフライパンのコーティングが痛みやすいのは、フライパンを使っててこの温度に達することが多いから。
強火で景気よく加熱したら、あっという間にこの温度になると思う。
ちなみに鉄フライパンを最初に焼いて黒錆を付ける場合、約600℃になっている。
普通の鉄なら300℃とか何ともない。
ついでに言うとハンドル部分の耐熱温度「60℃」というのも如何なものか?
加熱された鉄と接してる所とか大丈夫なの?と心配になるのだけど。
もしも「鉄フライパンだから強火でも大丈夫」という認識でこの製品を使うと、早々にホーロー層が壊れる可能性が高い、ということになるのだね。
せっかく素敵なデザインなんだし、やっぱホーロー無しで鋳鉄のままの鉄フライパンとして売り出しませんかバーミキュラさん。
この軽さで
鋳鉄で
丈夫で
もうちょっと安いなら(ここ大事)
「買い」だと思うんだけどなぁ。
でも本当は、これで十分なんだよね。
業務用鉄フライパン ¥2,010+送料