星空とか宇宙とか、詳しくはないですけど好きなわけです。
で、ツイッターでこんな動画が流れてきたので「ほうほう」と見ていたのです。
Curiosity at Martian Scenic Overlook
NASA Jet Propulsion Laboratory というチャンネルの動画。
説明欄には「キュリオシティー・プロジェクトの科学者Ashwin Vasavadaが、ゲイルクレーターにいる火星探査機からの景観をお送りします。」的に書いてある。
何ていうか
すっごく地球ですよね。
特にこの
遠景のかすみ具合
とか
空の感じ
とかが
すっかり地球。
でもね、不思議なんですよ。
火星って、空気薄いはずなんです。
火星についてのNASAのファクトシートを見ると、
大気圧は6.36mb。
mb(ミリバール)=hPa(ヘクトパスカル)で、
地球の大気圧は1,013hPa(mb)なので
火星の大気圧って地球の、、
6.36/1013=0.00627=0.62%
0.62%しかない。
なのに遠景が霞む?
空が明るい?
ちなみに
高度35kmの成層圏での気圧が6mb程度
だそうです。
成層圏ですよ。
ここに徳島大学総合科学部佐原研究室が公開している
気球を高高度に飛ばして撮影した映像があります。
高度約25kmの映像です。
やってみた!日本初iPhoneを成層圏に飛ばし地球を撮影 The Earth is not flat! GO! Radio Zonde!
「高度100kmから上が宇宙」という定義があるそうですが、
高度約25kmでも
見た目は十分に宇宙ですよね。
高度25kmの大気圧は約26hPa。
これでも火星(6.36mb)のざっと4倍の大気圧。
もう一度、火星の風景を見てみましょう。
並べてみます。
右の写真の方が大気圧4倍。
どうして火星の空が明るいんです?
どうして遠くの山が霞んで見えるんです?
大気組成が二酸化炭素だから?
太陽からの距離は、火星の方が地球より遠い(=暗い)よね?
宇宙って不思議(棒)。