ツイッターで、写真系アカウントをいくつかフォローさせてもらっている。
それぞれのツイートを見ているとたまに出てくるのが
スマホで十分きれいな写真が撮れるのに
何でわざわざカメラが必要なの?
というような話。
そうやね、スマホのカメラとか凄いよね(いやマジで)。
最近じゃ画素数も1億画素を超えてたりするのもあるし、
暗い所でもびっくりするくらい綺麗に撮れる。
正直あの綺麗さを一眼レフやらミラーレスやらのいわゆる「カメラ」で出そうとすると、けっこう大変なのであります。
そう。
簡単にきれいな写真を手に入れたいなら
スマホが正解!
だと思っています。
はい、
ここで料理の話に切り替えます。
独身の時とか自炊もしてはいましたが、面倒くさい日とかはよくコンビニ弁当の世話になってました。
帰りにラーメン屋に寄ったりとかもあったよね。
そういう広い意味での外食というのは、手軽に美味しい料理が食べられてとても便利なわけです。
しかし、
確かに手軽で便利で美味しいんだけどね、
でも今日はブリカマが食いたいんだよぉぉ!
という日もあるわけです。
あっさりお茶漬けとかがいいんだよぉぉ
とか、
奥さんの作る豚汁がぁぁ
とか
ありますよね。
スマホじゃなくて、カメラを使って、
・自分でレンズを選んで
・絞りだのシャッター速度だの感度だのを決めて
・撮れた写真をパソコンとかで現像&レタッチする
っていうのは、家で自分で料理するのに似ているのです。
食材選んで
調理方法やら道具を選んで
下ごしらえして火を入れて盛り付けて
そうやって作った料理が食いたい時がある。
世間の人が美味しいと思うかどうか
そんなん知らん。
俺は今日はこれが喰いたいの。
そういう感じ。
・きれいな写真が、誰にでも手軽に撮れる。
・美味しい料理が、誰でも手軽に食べられる。
この2つの類似性はとても大きくて
僕の中では
スマホ写真=コンビニ弁当
という公式が出来上がっています。
ただ、ここで誤解しないで欲しいのは、
コンビニ弁当は手料理より下、だとは
思ってない
ということです。
スーパーで手に入る食材で数人分だけを小さな台所で作る料理には、自ずと限界があります。最近のコンビニ弁当は、モノによっては軽くこの限界を超えます。
それに何と言っても、
手軽さこそ至高!(拳)
という時だってあります。
要は使い分け。
自分で食いたいものがあるから作る。
そうでない時は外食でOK!
作りたいとか思わなくて経済的にも問題ないなら、無理に自炊とかしなくてOK。
そういう話だよねと。
ただ、この見方をしていくと、
・最近はカメラで写真を撮る人が減っている
= 自分で料理する人が減っている
という状況なのかな、とも思います。
スマホのカメラも良いけど
手料理(ガッツリしたカメラ)もいいよ!
食材のこととか(被写体の性質)
調理の基本知識とか(光の性質)
包丁の使い方とか(カメラの使い方)
火の入れ方とか(現像レタッチの方法)
諸々のノウハウは必要になってくるけど
結果がどうあれ(重要)
自分で作った飯は旨いものです。