思ったことなど置いてみる

写真とか料理とかバイクとか

カメラは料理人?

ふと思ったのですけど、

カメラのことを「料理人」のように考えてる人

けっこう多いように思うんですよ。

 

こんな風に当てはめてみたんです、、、、

 

写真を料理とするならば、カメラは料理を作る料理人。

その料理人(カメラ)が作る料理(写真)は、プロが作りあげたものなのです。

 

プロの料理(撮って出し)に素人が手を加えたり(レタッチ)してはダメなのです。

出された料理は、そのまま頂くのが礼儀というものです(撮って出しこそ至高)。

 

歴史的な名店(例:ラ◯カ)の厨房を預かる料理人(M◯◯等)。

その料理人が作る料理は、その料理人が作ったから素晴らしいに決まっているのです。

素晴らしくないわけがないじゃないですか。

 

名店(例:ラ◯カ)の料理人(M◯◯等)ですよ。

どんなに売れてても普通の店(例:ソ◯ー)の料理人(カメラ)などと同じにしてはいけないんです。

 

まして、自分が家で作る料理など比べるなんて言語道断。

そんなのは、料理人の凄さを全く分かっていないのです。

「カメラは『道具』であり料理人は自分自身なのだ」などというのは

身の程知らずも甚だしいというものです。

 

必要なのは、プロの料理人の作る料理を正しく評価出来る力なのです。

自分を料理人だなどと考えるのは、大変おこがましい話ですね。

 

 

うーーーん、、( ̄◇ ̄;)

何と言いますか。

もう当てはまりすぎる事例が、そこかしこにあるように思えてなりません。

 

普通に売っている包丁でも、おいしい料理はつくれるでしょう。

例えば

・まともに作られた普通の包丁があって

・それがちゃんと研がれていて

そこそこ正しい切り方が出来ていれば

食材はちゃんと切り分けられます。

 

もちろん

片刃か両刃か、肉切りか菜切か三徳かといった

道具の違いを理解していることも必要でしょう。

 

超高級な包丁を買ってきても

・自分で研ぐことさえ出来ず

・まともな切り方も知らないでは

その包丁の力など出せるわけがありません。

 

そして、そんな超高級な道具の力を引き出す腕がある人は、

普通の包丁でも素晴らしい仕事をするでしょうし、

普通の包丁を馬鹿にしたりはしないでしょう。

※「ちゃんと研がれているか」は見るでしょうけど

 

「ああ、もう切れなくなったのか。

 評判のわりに大したことのない包丁だ。」

 

いやいや、包丁は研がないといかんのですよ。

 

そして別の高級包丁に買い替える。

いろんな包丁の評価ばかりが積み重なっていくけれど、

自分で研いだりはしない。

 

もちろん料理なんてしない。

ただ食材を買ってきて試し切りするだけ。

何度か試し切りして、

その切断面を顕微鏡で観察して、

どの包丁が良いとか悪いとかの評価を積み重ねるばかり。

下ごしらえだの煮るだの焼くだの火加減だのは関係なし。

 

僕は、普通の包丁でいいので、

ちゃんと研げて

ちゃんと切れて

自分の気に入った料理が作れるようになりたいと思います。

 

 

追記:

その上で、

「素敵な包丁があれば欲しいなぁ」

というのは「あり」だと思うんですよね。