ちょっと前に、中古で中望遠レンズを買いました。
換算画角90mm F1.8のZuiko 45mm F1.8であります。
で、このレンズを使ってて気付いたことがありました。
それは
組み合わせ次第では、
11年前の小型ミラーレスPEN(E-PM2)が
RICOH GRIIIxと肩を並べられる(かもしれない)。
ということです。
※あ、ちなみに私、GRIIIxのユーザーでもあります
どういうことか?
まずGRIII2機種とPEN(E-PM2)を比較してみます。
まぁ比べるまでもなく、
E-PM2は、
古いわ・センサー小さいわ・画素数少ないわ・重いわ
という惨敗状況なのです。
発売時期7年以上の開きは大きいよね。
で、これだとE-PM2にレンズが付いてないので、
GRIIIと同じ換算28mm画角のレンズを付けてみたら、こうなりました。
やはりGRIIIの携帯性は素晴らしいです。
よし、じゃぁ超広角な方向で比較してみよう!
ということでGRIIIにワイドコンバージョンレンズを付けて換算21mmに。
E-PM2にはLAOWAの換算15mmのレンズを付けてみました。
おや?
軽さで勝つやんE-PM2。
GRIIIのワイコンとアダプターが重いので、ミラーレス一眼のメリットが浮き出て来た感じです。
では中望遠な方向だとどうかな?
GRIIIxにテレコン付けて75mm相当に。
E-PM2には換算90mm F1.8のレンズを装着。
GRIIIxはテレコン装着時に強制的にクロップされるので画素数が1530万画素まで減ります。
結果としてE-PM2の方が
より望遠で
より明るく
画素数も多く
かつ軽い
という結果になりました。
当然のこととして、画像エンジン等の処理や個別のレンズ性能を含めたトータル性能がありますから、単純に
「E-PM2やるやん!」
とは言い切れないわけですが、
使うシチュエーションによっては
E-PM2の方が有利な状況が生まれてくるものだな
ということは言えるでしょう。
先般のLightroomのAIノイズ除去が素晴らしいという話に見られるように、デジタルの世界では新しいツールが古いツールに有利に働くケースもあります。
もしお手元にちょっと前のデジカメ等があるなら、久しぶりに起動したりカタログスペックを再確認してみたりすると、何かの発見があるかもですね。
最後に
E-PM2と45mm F1.8の組み合わせで
ISO25600縛りで撮影した夜間スナップをいくつか貼っておきます。
全てLighhtroom classicのAIノイズ除去を使用しています。