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【コロナ】定点当たり報告数?

2023年5月8日以降、新型コロナウイルス感染症の発生状況を把握する方法が

全数把握 から

定点把握 に変わりました。

 

参考:厚労省のサイト

www.mhlw.go.jp

 

例えばこんな風ですね。

グラフのY軸(縦軸)の0から35という数字が「定点あたり報告数」になります。

 

ところでこの「定点」とは、どういうものでしょう?

私が住む名古屋市のサイトを見ると次のように書いてありました。

www.city.nagoya.jp

 

要は、

定点=指定された病院(の数)

定点把握数=指定された病院からの報告数 ÷ 指定された病院の数

ということらしいです。

 

あれ?

これ、何か変じゃないですか?

 

「報告数」「病院数」割るわけですが、

その場合

1日に200人を診る病院も

1日に20人しか診ない病院も

どちらも病院数は「1」です。

 

ということは、

その地域に大病院が多いほど
定点把握数が大きくなってしまいます。

※分母である病院数が同じでも、病院あたりの受診者数が多ければ
 分子である報告数は増えるから

 

本来であれば、

報告数(検査で陽性となった人の数)
分母は

病院数 ではなくて

受診者数 であるはずです。

 

そして地域(都道府県)の総計を診る場合も、

全指定届出機関(指定病院)の受信者数合計に占める
報告数(陽性者数)の割合

を見ないといけないはず。

 

今の計算方法だと、
大都市ほど定点把握数が大きくなりやすい。

※大きな病院が多いから

 

どうしてこんな変な計算をするのか?

受診者数のカウントなんて簡単なのに、何故しないのか?

私には全然わかりません。

 

どなたか、教えてくれませんか?

 

 

追記

先程の厚労省の資料にある都道府県別の定点報告数がこちらなのですが、

一番下の総数にある定点報告数の平均値「19.07」より

報告数の多い都道府県を赤く示すと、こうなります。

何か、妙に東日本が赤くないですか?

どうして東日本が高くなるのか?

これもよく分からない点です。

わかる方、よろしくお願いします。