Webで写真関係のページを見ていると、
撮った写真の色補正についての話を見かけます。
その中で、時々勘違いしている方が散見されるので、
ちょっとまとめてみました。
勘違いというのは、
「色温度」と
「適正露出」についてのこと。
詳しくは下の図を見てもらいたいのですけど、
要は、
・色温度が高い=青っぽい
・色温度が低い=赤っぽい
ということです。
ところが、なぜかこれを逆に覚えてる方がけっこういて
「この写真は色温度が低いので青っぽくなってます」
とか書いてしまっている。
おそらくカメラのホワイトバランス設定で
低い色温度である「3200k」とかを選ぶと
画像が青っぽくなるのが勘違いの原因だと思います。
でもそれ、逆です。
3200kというのは「光源の色」です。
3200kという色温度の低い「赤い光」に照らされた被写体が
赤く写ってしまうのを防ぐために
青い色を被せるのが「カラーバランス」です。
※だから結果的に画像は青っぽくなります
これは非常に基本的なことですが、混乱の原因にもなるので
きちんと理解しておきましょうね。
あと「適正露出」についても、
「適正」とは 何に対して「適正」なのか?
を勘違いしておられる方が見受けられるので
これも併せて書いておきました。
どちらも光を操る写真の基礎の基礎ですから、
しっかり押さえておきましょう。
見にくかったら画像を拡大してね!
18%標準反射板とかも売られています。
こちらも参考にしてください。