蘇(そ)
であります。
全国の学校が休校になり給食需要が途絶えた牛乳が余っていることから、ネットで話題になっている「牛乳を煮詰めて固めたもの」だ。
Wikiを見ると、こうある。
蘇(そ)は、古代の日本で作られていた乳製品の一種で、乳汁をかなり乾燥させ長期保管に耐える加熱濃縮系列の乳加工食品[1]と考えられている[2][3]。酥とは同一の物ではない[4]。文献には見えるが製法の失われた食品となっている。不明な部分の多い食品ではあるが、諸説に共通しているのは「蘇は乳を煮詰めた乳製品で美味しいもの」である。
できそうな気がする。
そして、さっそくスパチュラの出番だ。
よし、作るぞ!
【材料】
・牛乳 300ml
【作り方】
・牛乳をフライパンに入れる
・中火で煮詰める
・固まってきたら器に移して冷やしてできあがり
で、やってみたよ。
まずフライパンに牛乳を入れます。
まだ火はつけてない。
26cmのフライパンに牛乳300mlでこんな感じ。
500mlくらいまでなら何とかなるかな?
中火で加熱。
ゆるゆると泡立ってきますが吹き上がらないように常にヘラで混ぜ続けます。
※「常に」です。
特に縁が焦げやすいので
周囲→真ん中→周囲→真ん中→周囲→真ん中→
を休み無くひたすら続けます。
数分でこんな感じにモッタリとしてきます。
混ぜる、混ぜる、混ぜる。
15分くらいで、急にクリーミーになりだします。
この状態になったら中火から弱火へ。
混ぜる、混ぜる、混ぜる。
ここからは変化が早いです。
ほんの1~2分でまとまってきます(最初からだと約15分)。
火をとろ火に落として、さらに水分を飛ばして行きます。
全体をフライパンの縁の方にまとめていきます。
ヘラで丸くまとめられるようになったらOK。
器にラップを敷いて、「蘇」を移します。
粗熱が取れたら、ラップでくるんで冷蔵庫へ。
途中で取り出して、切りやすいように成形してから再度冷やしたのがこれです。
切ってみた。
「牛乳が固まった感じ」というそのまんまの味ですね。
でもそれなりに素朴で美味しい。
家族に試食させたら、なんといまいち不評orz
えー、それなりに旨いやん。
牛乳の濃いやつやんか。
どうやら元々牛乳が好きかとかも関係するようです。
煮詰める途中で砂糖を加えて作る「白牛酪」というものもあるそうなので、そっちの方が馴染みやすいかも。
ものは試しだ。
やってみよう!