はい、以下の流れからのアップデートです。
わかりやすさを優先して、今回はグラフのみです。
今日(4/3)厚労省が発表した昨日までのPCR検査陽性者数。
東京が突き抜けて増加しつつ大阪がそれに続く形になっています。
上位10の都道府県とそれ以下に大きな開きがあるように見えます。
が、、、
人口10万人当りの陽性者数で見てみると、次のようになります。
実数では上位10位に入っていなかった福井県の急増が著しいものに見えます。
ただ、これがそのままリアルな状況を表しているわけではないので、それぞれのデータを見て一喜一憂することに意味はありません。
より確実性を上げるためには、
・PCR検査総数と陽性者数の両方の人口比率による調整
・年齢/性別の加味
・軽症者/重症・重篤者数の加味
等々もっと多くのデータを使った多次元分析等が必要だと思います。
しかし、それを追求しだすと多大な労力が必要になるので、ざっくりとした傾向や何らかの変化の兆しを掴むために、こういった速報レベルのデータ把握が役に立つのではないかと思います。
<追記>
自分はIT業界の端っこに居たりするので、こういう時に「日次で確定された信頼出来る基礎データを迅速に集める仕組み」があれば、それを元にした統計解析や多次元分析が可能なのにと残念に思いますし、そういうITインフラこそ整備しないといかんのだよなと改めて思います。