数日前に、こんなの書きました。
この7/19の時点では、ページ上に
という記載があったんですよ。
ところが今日見てみたら、この記載が綺麗サッパリ消されている。
試行版とか正式版とか、そういう記載が全部消されている。
まるで
「試行版?え、何のことです?」
という態度にしか見えない。
厚労省、まじか。
何だこの体制は。
COCOA、正式版になったんか?
そんな記載はどこにもないぞ?
ていうか、そもそもCOCOAってどこまで有効なのかちょっと疑問に思えてきた。
前回は
と書きましたけど、COCOAの機能を整理してみたら、
ザックリこんな感じなんですよね。
※厚労省の資料を見て、自分で書いた図です。
間違えがあれば、ご指摘ください。
※あくまでザックリの概要図です。システムフローの精度じゃないからね。
左側が「HER-SYS」というシステム。
右側が「COCOA」。
陽性者の把握と経過観察はHER-SYSが行っていて、
COCOAはあくまでも
「過去14日間で接触した人の中に感染者が出てるかどうか」
を通知する仕組み。
で、その通知の内容が右下のグリーンの部分なんですけど、
これってCOCOAから通知を受けるかどうか関係ない話じゃないですか?
通知の内容はザックリ3つ。
・自覚症状があるなら、
すぐに受診してね!
・身近で感染者と思われる人と接触した覚えがあるなら、
すぐ受診してね!
・自覚症状も無く、感染者と接触した覚えもないなら
様子を見てね。
これ全部、
COCOAが無くても気をつけてるはずのこと
ですよね?
あのね厚労省さん。
通知した時のガイダンスで
自覚症状がなくて身近に感染者もいない場合に、
こんな案内してて、
どうして「サポートを早く受けることができる」の?
そうじゃなくて、
・自覚症状が無くても、何でもいいからとっとと受診しろ!
とか
・COCOAの通知を病院等に示せば優先して検査してやるよ!
とか
そういう方向性が無ければ、何も変わらないでしょうに。
※ガイダンスの全体の流れはこちら
全国的に陽性者数が増加し
その一方でGoToキャンペーンが走り始め
COCOAの「試行版・正式版」は闇に消え
いったい何がどうなってるんでしょうね?