Pixel Peeper(ピクセル・ピーパー)という言葉を知った。
写真関係の用語で、Wiktionaryによれば
A person who carefully scrutinizes a magnified digital photograph in order to evaluate resolution and image quality.
→機械翻訳
解像度や画質を評価するために、
拡大されたデジタル写真を注意深く精査する人。
ということらしい。
こんな感じでピクセルレベルで拡大して画質をチェックして、レンズ性能がどうのこうのという話ばかりしてる。
そういう話もあっていいし、レンズ性能は大事だけれど、
例えば撮った写真はこれなわけです。
PixelPeeperの人の中には、けっこうな確率でさっきの拡大写真を見て、写真全体の評価をする人がいる。
・解像度が悪い
・暗部が潰れている
・明部が飛んでいる
・階調が綺麗じゃない
・ボケ方がよくない
・ノイズが多い
等々、あれこれ全部「部分拡大」で語るのだけど、
全部「画質」の話であって「写真」の話じゃない(笑)。
オーディオなんかでも
・ノイズとか
・ダイナミックレンジとか
・音像定位とか
の評価があるけれど、それらは全部「音質」の話であって「音楽」の話じゃないのとよく似てる。
でもこういう人たちが、超高性能な新製品を我先に買ってくれたりするんだろうから、メーカーさんにとっては「素晴らしい人達」なんだろう。
自分は「素晴らしい人」には、
成れそうもないなぁ(笑)