昨今のAIの力はすごいなぁと思うのですね。
沢山の情報と試行錯誤から導き出した最適解を提示してくれて、
便利なことこの上ない。
もう人がいちいち考えなくても
AIの答えに従っておけば、問題ないんじゃないか
と思うほどです。
この記事の「マテリアルズ・インフォマティクス(MI)」のような素材研究分野でのAIの力は、人の力を遥かに超えて素晴らしいものだと思うのです。
ただ、個人の性質というか、まぁ「個性」みたいな所を考えてみると
けっこう最悪な未来も想像出来たりします。
何も感じない、何も考えない。
感じたことを絵や写真や音楽にして表現なんてしない。
そんなの面倒くさい。
AIが綺麗な絵や綺麗な写真や綺麗な音楽を作ってくれる。
わざわざ自分がそんなことしてどうするんだ?
AIの作るものの方が綺麗で完成度も高いじゃないか。
そもそも「表現」なんてするより、
見たり・聞いたりの受け側に居る方が快適で合理的じゃん。
どこかに行くとかも面倒くさい。
VRでいいって。
料理なんかも最悪でしょ。
面倒だし、危ないし、失敗したら不味いし。
外食やコンビニ弁当の方が旨いし楽だし絶対快適だって。
クルマの運転とかもAIに任せとけばいいんだよ。
事故も減るし、交通状況を見て合理的に走ってくれるでしょ?
早く自動運転が進むといいよね。
テレワークとかもメッチャ便利やん。
もうさ、全部オンラインの仮想世界でアバター使ってやればいいのに。
AIが自分の行動パターンを学習してくれたら、
オレの代わりに仕事とかもやってくんないかな。
そしたらオレ、何もしなくていいわ。
どこにも出かけなくていい。
誰にも会わなくてもいい。
何も表現しなくていい。
面倒くさいことは、何も無しでいい。
何も無しで、、、
※通信はここで途切れている