思ったことなど置いてみる

写真とか料理とかバイクとか

何を撮ったらいいのかわからない?

カメラや写真が好きな方のお話で
何を撮ったらいいのかわからない
というような話を時々耳にします。

これ、とても不思議に感じます。
ぶっちゃけ
・自分がいいなと感じたものを
・好きなように撮ればいい
それでいいのではないか、と。

ここで言う「いいな」というのは、
例えば
・きれいだな とか
・すごいな とか
・何かいい感じだな とか
・ちょっと不気味だな とか
何でもありだと思いますし

撮る対象(被写体)
風景・人物・鳥・飛行機・建物・植物・月・工場といったものから
マンホール・信号機・眼の前にある机の上の物・電灯のひも 等々何でもいい。



よく「◯◯を撮ってます」という方がいらっしゃいます。
そんな風に特定のジャンルに特化するのもいいでしょうし、
僕のように雑食でもいいでしょう。




要は
「『それはダメ』というような制約」は無い
わけですから
立ち入り禁止区域に入ったり人に迷惑をかけたりといった事さえ避ければ、
何を撮ろうが勝手
だと思います。

なので
「何を撮ればいいのか」
という問い自体が不思議に感じますし、敢えて答えるなら
それが何であれ、
良いなと思ったものを好きな感じに撮ればいい
となるのでしょう。

公園にあった何か。今だに何だかわからない。

ただここで一つ思うのは、

「撮る前に見ること」

いいなと思った何かを見つけたら
その場ですぐに撮るのではなくて
・近づいたり遠ざかったり
・周りを回ってみたり
・しゃがんで見てみたり
・そのものの影や色をよく見てみたり
場合によって(というか人によって)は、そこから感じる匂いや音を確かめたり
※自分の場合は「音のようなもの」を探ったりすることがあります
いろんなことをして
いいと感じたものの本体を見つけるというか
「いい」を最大化するというか
そのステップが大事なのではないか、と思います。

運転席から 信号待ちのフロントガラス


そしてそのステップを何度か繰り返すと、
頭の中にアンテナのようなものが出来てきます。
このアンテナに「いいもの」がひっかかる。
「あっ」とか「ん?」とかが増える。
で、ひっかかった何かが見つかったら撮る。

そういう感じ。

子供の頃、道端とか公園で
きれいな石とか落ちてないかなぁ、、、
と探したあの感じに似ています。

で、石ころ見つけたら拾って帰る
帰ったら石ころ洗ったり磨いたりしてみる
お、めっちゃキレイやん (ノ゚▽゚)人(゚▽゚ )/ イエ—イ

そういう感じ。

雨の日の、うちの車のヘッドライト


プロでお客様から依頼された写真を撮ってるわけじゃない。
(逆に言えばプロならこれではダメ)
撮影依頼者(クライアント)はどこかの誰かではなく自分ですから
クライアントである自分の気持ちに従えばいい。
他人の評価とか関係ない。

沢山の人に「いいね」をもらいたいなら、その「沢山の人」がクライアントになりますから、自分ではなく彼ら彼女らが欲しがってる写真を撮りましょう。

でも「沢山の人」の評価を気にしてると疲れちゃうかもしれませんから、時々は自分の世界に帰って来ましょうね。