先日ご紹介しました
「新型コロナワクチン公共情報タスクフォース」
こちらのページで紹介されていた図表を見て、
?!
な状態の隻ですこんにちは。
何について?!なのかというと、こちらの図表。
これを見ると
「うーわ、ワクチンめっちゃ効くーー」
な感じがしますね。
でも、ちょっと待って。
この図表だと、元々の発病率(≒罹患率)が50%ということになってます。
100人中50人が発病する状態
をベースに書かれている
ということです。
それ、おかしくね?
オレンジ色で描かれている
「50人が5人に減る」
という部分は
数値的には確かに正しい
ですが、その前提となる状況が 罹患率50%。
50%って、どんだけ凶暴な病気だよ。
前提条件として、それはアカンでしょ?
で、新型コロナウィルスの現状での罹患率について
厚労省の情報を確認してみました。
令和3年5月4日0:00現在での状況がこちらです。
これを元に整理すると、こうなります。
一番右側は、ワクチン(有効率95%と仮定)を接種した場合の単純計算値です。
これを先ほどと同じ様にグラフ化すると、こうなります。
オレンジの部分=発症しなかった率は確かに減りますし、
それはそれで効果があるのも分かりますし、
無視していいようなことではなく大事な効果であると思います。
でもね、
この2つの表現で受ける印象って
かなーーーーり違いませんか?
ファイザー社をはじめ、
現在出回っているワクチンは
どれも開発された本国で
「緊急承認」を受けただけのもの
で、中長期的な影響については未知数なものばかりです。
※どれも開発期間1年未満、実質半年程度ですから当然です
それを承知の上で
アナフィラキシー等各種副反応のリスクも承知の上で
「有効率95%」という数字の意味を理解した上で
「それでも必要だ」
と判断して接種されるのは全く構わないと思います。
しかしまるで
これさえ打てば安心な特効薬
のような印象を振りまいて無差別に国民全員が接種するというような方向性は、
やはり違うと感じます。
ま、人それぞれの判断ではあるんですけどね。